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kn「っていうか大先生、いつの間に俺の奢りになってんねん」
ut「何やかんやいつも出してくれるやんか〜」
「しゃーないなぁ」と捏島さんが溜息混じりに鬱さんに返事をする。
sha「よし、シッマの奢りやって！A、いっぱい呑めよ！」
ut「せやで、今日の主役はAちゃんやからな！」
zm「Aが主役？」
shp「Aさんが主役ってどういうことなんですか？」
私の事情を知らない、鳥井さん達は首を傾げる。
ci「そういえば、今日は何で集められたんですか？」
「A、説明したれ」と言わんばかりにシャオロンさんが目で訴えてくる。
乾杯して早々にこの話題にして良いのだろうか。
「実は昨日、婚約してた彼に浮気をされまして…。一緒に住んでた家を出て、幼馴染の家に厄介になってます」
zm「うわ、そいつクソやん」
kn「慰謝料取ったれ！なぁ、大先生！」
ut「なんで、僕を見ながら言うん？なぁ、シッマ？」
「経験談…？」と捏島さんが鬱さんに言うと、「シッマ！？！」と慌てていた。
ci「Aは良いやつやのに、元彼はアホやなぁ」
shp「別れて正解やで」
チーノくんとショッピくんがそういうと、皆がうんうんと頷く。
sha「ほらAはクソ野郎の事なんか忘れて、呑め！」
シャオロンさんに背中を優しく叩かれると、私はジョッキに入っているハイボールを飲み干した。
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