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とある日の仕事終わり。
ロボロくんから『今日は仕事が遅くなるから先に帰ってて！』と昼休憩の時に言われていたので、私は一足先にスーパーに寄って帰ることにした。
スーパーに行くとエビがいつもより安かったので、今日の夕飯の献立はエビフライにでもしようかと考えながら必要な材料を買い揃えて帰路に着いた。
家に着くと玄関で一度買い物袋を床に置いて、靴を脱ごうとすると明らかにロボロくんの靴ではない靴が置いてあった。
まさか泥棒ではないだろうか…と不安になりながらも私は家の中に足を踏み入れた。
するとリビングには、ロボロくんのお兄さんである
「絵斗さん…！？」
pe「えっ！？Aちゃん！？」
絵斗さんには子供頃によく遊んで貰っていた。
年が離れていたせいもあって、歳をとるにつれて交流は徐々に少なくなっていってしまった。
たまにロボロくんから絵斗さんの近況を聞いてはいたけれども、会うのは一体いつ振りだろうか。
「お久し振りです、絵斗さん！」
pe「Aちゃん、久し振り！どうしてここに？」
「実は少し前からロボロくんと一緒に住んでまして…」
「そんなこと、ロボ太は一言も言ってなかったよ！？」と絵斗さんは物凄く驚いていた。
「絵斗さんこそ、どうしてここに？」
pe「この家に忘れ物を取りに来てさー、俺が前に使ってた部屋にあると思うんだけど…」
「絵斗さんが使っていた部屋、今は私が使わせて貰ってるんです」
pe「やっぱり？さっき部屋に入ったら、明らかにロボ太の物じゃない女の子の物があったからすぐに部屋から引き返しちゃったんだ」
「そうだったんですね。じゃあ、一緒に行きましょうか」
pe「ありがとう、助かるよ！」
こうして私と絵斗さんは、二人で部屋に移動することになった。
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