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rbr視点
俺はまず自分の荷物を部署に取りに行ってから、Aの部署に向かった。
よその部署に入るのって、自分の職場やのになんか緊張するねんな。
「失礼します〜」とAの部署の部屋に静かに入っていくと、シャオロンと大先生、チーノがおった。
sha「お、待っとったでロボロ」
「なんでくるの分かってたんや？」と俺が待ち構えとったシャオロンに聞くと、「Aが事前に、ロボロが来るって連絡くれたんや」と答えてくれた。
ut「Aちゃん、大変やったらしいやん」
rbr「せやねん。Aの元彼が
俺がそう言うと、「Aの元彼みたいな男にはならんように気をつけよ…」とチーノが言った。
sha「A待たせてるんやろ？はよ帰り」
俺は「ほんなら、お言葉に甘えて帰らさせてもらうわ」と言って、シャオロンからAの荷物を受け取った。
ut「なぁ、ロボロ」
「ん？なんや？」と言って、俺は大先生の方を振り向いた。
ut「初恋拗らせてんと、そろそろ腹括ったらどうや？」
「別に拗らせとらんわ！」と俺は大先生に返すと、「どう見ても拗らせとるわ」と逆に反論された。
sha「この間も俺言ったけど、今がチャンスやぞ。元彼はいつまたどこから現れるか分からんで」
ci「ライバルは元彼だけじゃないかもしれませんよ？俺が昼休憩の時にAに言ったこと、本気やったらどうします？」
「どうするもなにも、Aは誰にも譲らんへんよ。もちろん、チーノにもな」
ci「ロボロさんならそう言うと思いました。それなら安心です」
チーノは真剣な顔つきやったのが嘘みたいに、へにゃっと気の抜けた笑顔を見せた。
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