アイス ページ8
玲於side
玲於「お疲れっしたー」
今日は1日振り入れして、事務所で打ち合わせなんかして
帰りに友達がやってるブランドに顔出して
最近どうよ？なんて他愛もない会話を楽しんで店を出た。
あ、コンビニ寄ろ
ウーバーと外食ばっかもよろしくないってことで
家の近くのコンビニに入った。
とりあえずササミは食っとくか、
って適当に晩飯をチョイスしていって
なんだか見覚えのある姿が目に入って
アイスコーナーの前で足を止める。
カゴをぶら下げながら
悩ましそうにアイスたちを見下ろしてる
明るいベージュのロングヘア。
玲於「‥‥悩みますよね」
向かい側に立ってそう声をかけると
驚いた顔がこっちを見上げる
「わ！びっくりしたあ」
玲於「お疲れ様です」
「大きい声出しちゃった‥お疲れさまです」
すみません、って周りを少し確認して
恥ずかしそうな彼女
１週間ぶりくらいかな、会うの
玲於「仕事終わりですか？」
「はい、今日はコンビニで済ませようかなって」
玲於「俺もっす、ついでにアイスも」
「私もです」
2人してたくさん並べられたアイスを覗き込む
玲於「やっぱ無難にバニラかな」
「わ〜、迷う。でもやっぱり冬だしチョコを欲してて」
玲於「わかるっす、なんならアイス冬の方が美味いまであるし」
「わかります！家であったまりながら食べるアイス、最高に癒されます」
ん〜って悩んだ後
よし、これにします
ってチョコのカップアイスを手に取って
無邪気な笑顔を向けられる。
‥うわなんか、ずるいなこの人
玲於「‥‥じゃあ俺はこれで」
新作のアイスを手に取る
「ひゃー、それも美味しそう」
玲於「ふたつ食べるって手もありますよ」
「いやいや、さすがに明日顔むくむくですそんなことしたら」
むくむくって。笑
別に浮腫んだってちょっとくらい太ったっていいのにね。
なんて言うのは普通にキモいかなって思って口を結んで
そのままお互いの買い物済ませて
流れで一緒にマンションまで歩く。
「さむー‥‥」
マフラーに顔をうずくめて
肩をすぼめて小さくなってる。
今通り過ぎた人からみたら
俺らってカップルとかに見えちゃったりするのかな
なんて
馬鹿みたいなこと考えてるのがバレないように
玲於「冷えますねー」
ってつまらない言葉で返した。
・
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あすか(プロフ) - 私はGENE隼くん推しなので隼もっと頑張れ〜て思いながら玲於くんにキュンキュンしてます笑笑 (2月7日 1時) (
レス) id: 9548bf3dbb (このIDを非表示/違反報告)
Room108(プロフ) - ごんごんさん» 記念すべき初コメントありがとうございます。これからどうなっていくのか‥楽しみにしていてください！^ ^ (2月5日 17時) (レス) id: 784322fd7f (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - 初コメ失礼します！今日初めて読み始めてもう一気読みしちゃいました笑まさか隼くんと玲於くんのお相手一緒だとは！もう話の展開気になりすぎます笑楽しみに待っています！ (2月3日 23時) (レス) @page28 id: 6808294a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Room108 | 作成日時：2024年1月23日 21時
