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可愛い ページ6

玲於side







午前8:00

 





オフなのになんでか早く目が覚めて
今日も朝ジムへ行くことにした。






近々脱ぐ撮影あるから絞っていかないとね、やっぱ。


そういうところはちゃんとストイックにやりたい。







エレベータードアが開いてスマホ片手に乗り込む。











玲於「‥‥あ」








奥に見える俺の家の向かい側のドアが開いて
出てきた明るいベージュのロングヘアが顔をのぞかせる。








「…あ!」






彼女と目が合って、
閉まりかけたエレベーターの開くボタンを長押し。






すいません…!って小走りで乗り込んできた彼女




昨日ぶり。








玲於「おはようございます」


「おはようございます」




香水かな

柔らかくて心地いい香りが鼻をかすめて
彼女の方を見る。




白い肌

長くカールしたまつ毛に
綺麗に収まった唇。





同い年くらい?いや歳下?

幼さと大人っぽさが混在してる。







これはモテるだろうな






玲於「……何階ですか?」


「……え?」


玲於「いや、冗談す」






1階のボタンを押す



昨日のパロディーでボケたつもりだったんだけど
全然わかってないな、この子。




なんか俺が変なヤツみたいなんですけど。








玲於「お仕事ですか?」


「はい。お兄さんもですか?」


玲於「いや、これからジムに」


「わ、朝から健康的だあ」








今日はたまたま早起きだっただけなんだけどね。







玲於「今日は何聴いてるんすか」


「ポストマローンです」


玲於「うおまじか、俺サマソニで見ました」


「え、私も行きましたその時のサマソニ」





目を丸くしてパッと明るくなる表情





玲於「じゃあ会ってたかもですね」


「ですねですね!」






一応俺もそのステージ立ったことあるんですけどね、なんて。




昨日の会話からして俺のこと知らないんだって思ったけど
どうやら本当に認知されてないらしい。





GENERATIONSも佐野玲於もまだまだこれからかー

なんて考えてる俺の横で







すごーい、って笑う名前も知らない彼女の笑顔。






昨日はさっぱりしてる印象だったけど
笑うとびっくりするくらい柔らかい感じで








なんつーか






可愛い。







‥‥なんて思ったり。










今日も1日→←お兄さん



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設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
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あすか(プロフ) - 私はGENE隼くん推しなので隼もっと頑張れ〜て思いながら玲於くんにキュンキュンしてます笑笑 (2月7日 1時) (レス) id: 9548bf3dbb (このIDを非表示/違反報告)
Room108(プロフ) - ごんごんさん» 記念すべき初コメントありがとうございます。これからどうなっていくのか‥楽しみにしていてください!^ ^ (2月5日 17時) (レス) id: 784322fd7f (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - 初コメ失礼します!今日初めて読み始めてもう一気読みしちゃいました笑まさか隼くんと玲於くんのお相手一緒だとは!もう話の展開気になりすぎます笑楽しみに待っています! (2月3日 23時) (レス) @page28 id: 6808294a30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Room108 | 作成日時:2024年1月23日 21時

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