ダメじゃない ページ37
玲於side
玲於「‥‥美味い？」
「‥‥おいしいです」
テイクアウトした昼飯
２個食いしようって買ったハンバーガー、ひとつあげて
ソファに並んで、ふたりで食べてるけど
Aちゃん、全然しゃべんない。
何があったのか、今日の彼女は様子がおかしい
体調悪いのかと思ったけど
そういうわけでもなさそうだし。
久しぶりに会えてうれしいのに
そう思ってるのは、俺だけ？
玲於「元気ない？‥よね」
「元気です」
玲於「今何考えてるんすか」
「佐野さんのこと考えてます」
玲於「え、それは結構うれしいんすけど」
そう言うと、疑わしそうに俺のこと可愛い顔で睨むAちゃん。
口にソース付いてますよ
「‥‥別人みたい」
玲於「え、なにが？」
「気にしないでください」
玲於「気になります」
黙々とハンバーガー食べる彼女
怒ってるの？
「佐野さんってモテますよね」
玲於「なに急に」
「だって彼女いないのおかしいもん」
玲於「Aちゃんも彼氏いないよね」
「わたしはいなくて普通です」
ムッとした表情にすら、口角が上がってしまう
二日酔いに負けずにジム行った甲斐あったわ
玲於「ソース付いてるって言ったら怒る？」
「え。」
玲於「ここ」
口に付いてるやつ、指で取ってあげると
驚いたように顔真っ赤にして
また睨まれる俺
「‥‥そーゆーとこですよ」
玲於「どういう？」
「女たらし」
玲於「ひでえ笑」
「そうやってドキドキさせるのやめた方がいいです」
玲於「ドキドキしたの？」
「‥‥‥」
また顔赤くなって
俺のこと見ないようにそっぽ向いてるAちゃん
やべー
マジ可愛い、なにこれ
なんで元気なかったのか知らないけど
多分もう大丈夫みたいだ。
もうずっとここいてよ、君
玲於「あのさ」
「‥はい」
玲於「たまにこうやって飯食おうよ、一緒に」
「え」
玲於「ダメっすか」
しばらく黙ってから
ダメじゃない
って言った彼女
この子への気持ちに
誤魔化し効かなくなってる自分がいた。
・
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あすか(プロフ) - 私はGENE隼くん推しなので隼もっと頑張れ〜て思いながら玲於くんにキュンキュンしてます笑笑 (2月7日 1時) (
レス) id: 9548bf3dbb (このIDを非表示/違反報告)
Room108(プロフ) - ごんごんさん» 記念すべき初コメントありがとうございます。これからどうなっていくのか‥楽しみにしていてください！^ ^ (2月5日 17時) (レス) id: 784322fd7f (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - 初コメ失礼します！今日初めて読み始めてもう一気読みしちゃいました笑まさか隼くんと玲於くんのお相手一緒だとは！もう話の展開気になりすぎます笑楽しみに待っています！ (2月3日 23時) (レス) @page28 id: 6808294a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Room108 | 作成日時：2024年1月23日 21時
