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東京23時 ページ29

玲於side







亜嵐「じゃーはいこれからクラブ行く人ー?」





帰り際に亜嵐くんの一声



今日友達がDJしてるらしくて、来てよって連絡があったらしい。




その場で行く組と帰る組に別れるわけなんだけど


まあ俺は普通に






玲於「おれパス」


隼「え、来ないの?」


亜嵐「玲於は来いよ!」






いや昨日も遅くまで仕事だったし。

今日は早く寝たいんですが





メンディー「あ、玲於の友達も多分今いるよ。ストーリーで見た」


玲於「え、マジ?」




インスタ開いてストーリー流し見すると
ほんとだ、結構仲良くしてる友達も今そのクラブにいる。



んーそれはちょっと行きたくなってきたな



最近そいつと会えてないし





亜嵐「どうすんの?」


玲於「うーん、じゃあ行こっかな」





帰る組にお疲れーって挨拶して
店の前に止めてたデカタクに4人で乗り込む。





23時

東京のド真ん中を走る車の中





窓にもたれかかりながら見慣れたネオンの景色を眺めて




なんか今日、人多くね?

あー今日金曜だからか、俗に言う華金ってやつ。








 

‥‥Aちゃん、今ごろもう家かな





ぼーっとそんなこと、考える。









飲みに行ったりとかすんのかな、仕事終わりとかさ

酔ったらどんな感じなんだろ

つーか仕事って何してるんだ?

いつもオシャレして会社行ってるけど、会社員ってもっとこうジャケットにスラックスみたいなそういうイメージ。





なんか俺、彼女のこと全然知らない。




自分が聞かれたくないから
わざと仕事の話題とかあまり出したことなかった




次会ったら、聞いてみよう。





亜嵐「あ、この辺で大丈夫です」



亜嵐くんがそう言うと、道端に止まるタクシー



メンディー「表から入るの?」


亜嵐「いや、裏から」


隼「了解っす」
 



一応俺たちも顔知れてる芸能人だから
ここのクラブに来るときはいつもVIP用の裏口から入ってる。





降りようと準備していたその時




窓の外のクラブの正面玄関に入っていく人影に目が止まる。








明るいベージュのロングヘア






玲於「え‥」





‥‥Aちゃん?


若めな女の子と2人で入って行った。




マジ?


いやいや、見間違えか。

Aちゃんクラブとか行かなそうだし






ついに幻覚まで見てしまう自分に心底呆れながら車を降りた。








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設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
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あすか(プロフ) - 私はGENE隼くん推しなので隼もっと頑張れ〜て思いながら玲於くんにキュンキュンしてます笑笑 (2月7日 1時) (レス) id: 9548bf3dbb (このIDを非表示/違反報告)
Room108(プロフ) - ごんごんさん» 記念すべき初コメントありがとうございます。これからどうなっていくのか‥楽しみにしていてください!^ ^ (2月5日 17時) (レス) id: 784322fd7f (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - 初コメ失礼します!今日初めて読み始めてもう一気読みしちゃいました笑まさか隼くんと玲於くんのお相手一緒だとは!もう話の展開気になりすぎます笑楽しみに待っています! (2月3日 23時) (レス) @page28 id: 6808294a30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Room108 | 作成日時:2024年1月23日 21時

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