ため息 ページ21
玲於side
動くたびに揺れる
ゆるいウェーブのかかった、明るいベージュのロングヘア
亜嵐「え、元カノ全員ショートヘアの玲於が？」
隼「黒髪ショートの子いるって言えば飲み会すぐ来たあの玲於が？」
玲於「いつの話してんだよ、別に良いじゃん変わったって」
俺だっていつまでもガキじゃねえし。
切り捨てるように言うと
目配せして2人でニヤつく隼と亜嵐くん
クソめんどい
そんなタイミングでジムのドアが開いて
後輩が何人か入ってきて、威勢の良い挨拶に軽く応える
その中に隼が最近可愛がってるやつがいて、あいつ筋トレ中断してそいつらの輪の中に入っていった。
亜嵐「マジレスするとさ、好きな子でもできた？」
2人になると、そんなこと言う亜嵐くん
玲於「‥いや、別に」
亜嵐「おーいー、聞かせろよー」
玲於「そういうのじゃないから」
そういうのじゃない
そんな簡単に、好きになっていい子じゃない。
普通の子なんだ
クラブで絡んできて、ノリで一晩一緒に過ごして
すぐ顔も忘れちゃうような、その辺の女の子じゃない
ちゃんと仕事頑張ってて
自分のために料理が出来て、コンビニに行けばアイス何食べようって悩んじゃうような、本当に普通の子。
急に縮まった距離に乗っかって
居る世界の違う俺なんかが傷つけちゃいけない、絶対に。
亜嵐「じゃあ遊び？」
玲於「俺が遊びで使っていいような子じゃない」
亜嵐「ふーん、まあ詳しくは聞かないけどさ、気になってんだ？」
気になってるどころじゃない気がするけど
玲於「‥まあ、可愛いなって」
亜嵐「気になりまくりじゃねーか笑」
玲於「いやでもマジで、どうこうなりたいとかじゃないから」
これは本心。
偶然会えて、他愛もない話で笑って
たまにあの可愛い顔で微笑んでくれたら、ほんとそれでいい。
勝手に癒しもらってるだけだから、俺は。
そう考えながらも
‥‥次はいつ会えんのかな
って、あの子に無性に会いたくなってる自分に呆れてまたため息をついた。
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あすか(プロフ) - 私はGENE隼くん推しなので隼もっと頑張れ〜て思いながら玲於くんにキュンキュンしてます笑笑 (2月7日 1時) (
レス) id: 9548bf3dbb (このIDを非表示/違反報告)
Room108(プロフ) - ごんごんさん» 記念すべき初コメントありがとうございます。これからどうなっていくのか‥楽しみにしていてください！^ ^ (2月5日 17時) (レス) id: 784322fd7f (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - 初コメ失礼します！今日初めて読み始めてもう一気読みしちゃいました笑まさか隼くんと玲於くんのお相手一緒だとは！もう話の展開気になりすぎます笑楽しみに待っています！ (2月3日 23時) (レス) @page28 id: 6808294a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Room108 | 作成日時：2024年1月23日 21時
