ホットティー ページ14
玲於side
管理会社に電話をかけて事情説明
この後の段取りとか確認して
Aちゃんめちゃくちゃ寒そうだったから
あったけえの用意しとくかってキッチンでお湯を沸かす。
‥‥部屋に女のコいれるとか、いつぶり？
家バレていいことないから
なんかあっても俺が行く側だったからな
前の彼女ぶりかもリアルに。
そんなことぼーっと考えてたら
脱衣所のドアが閉まる音が聞こえて
「‥佐野さん、ありがとうございました」
すっぴん風呂上がりのAちゃん
‥‥なんか、やばいな
ほわほわしてて幼さ5割増し
その部屋着濡れてるからこれ使ってって渡した俺のスウェット、サイズでかいからゆるゆるで
ほんと、かなりやばい
玲於「あったまった？」
「はい、もうなんてお礼したらいいか‥」
玲於「点検、2時間後とかになるって」
「電話まで‥ごめんなさい」
玲於「いいからまじで。暇だったし」
キョロキョロして落ち着かない彼女に
即席で入れたホットティーを手渡す。
玲於「ソファ座って」
「えっ、申し訳ないです」
玲於「もしかして予定ある？」
「‥ないです」
玲於「じゃあいいじゃん」
ってまあ、俺が居て欲しいだけだったりして。
半ば強引にソファに座らせて、俺も隣に腰を下ろす
「‥‥あったかい」
マグカップを両手で包んで、ふーふーしてる
玲於「こんな真冬にお湯出ないとか、困ったね」
「もう水被った瞬間心臓止まるかと思いました」
玲於「なんか生まれたての何かみたいだった、さっきのAちゃん」
寒そうでガクガクしてて、ずぶ濡れで弱っちくて
「あーもう忘れてください、本当に恥ずかしい」
玲於「‥で、今は人間の赤ちゃん」
「すっぴんからかうのやめてください」
そう言いながらマグカップで顔隠してて思わずこっちも顔が緩む
玲於「からかってない、褒めてんの」
「全然褒められてない」
玲於「すっぴんでも十分可愛いよって意味」
そういうと、また少し困ったように顔が赤くなって
なんかずっと見ていたくなる
「佐野さん人たらしですか」
玲於「それは心外ですな」
誰にでも言うわけないでしょ
そんなキャラじゃないし、俺
「こうやって女の子連れ込んでたらし込んでるんでしょ」
玲於「来たの君の方だけどね」
「あ、そっか」
そう柔らかく笑う彼女が俺の家にいて、隣にいて
いつもと同じこの空間が新鮮に思えた。
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あすか(プロフ) - 私はGENE隼くん推しなので隼もっと頑張れ〜て思いながら玲於くんにキュンキュンしてます笑笑 (2月7日 1時) (
レス) id: 9548bf3dbb (このIDを非表示/違反報告)
Room108(プロフ) - ごんごんさん» 記念すべき初コメントありがとうございます。これからどうなっていくのか‥楽しみにしていてください！^ ^ (2月5日 17時) (レス) id: 784322fd7f (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - 初コメ失礼します！今日初めて読み始めてもう一気読みしちゃいました笑まさか隼くんと玲於くんのお相手一緒だとは！もう話の展開気になりすぎます笑楽しみに待っています！ (2月3日 23時) (レス) @page28 id: 6808294a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Room108 | 作成日時：2024年1月23日 21時
