episode54 ページ7
チホ「私の…スマホ…
…いっ…いやああああっ!!」
「全く…けしからんね 私は現実で名門私立校の教師をしている…教育に人生を捧げた男だ…
だからこそ許せないんだよ…そう___
貴様の様な頭の中真っピンクのクズがな」
チホ「ち…違うんです…私…元カレにどうしてもって頼まれて…恥ずかしかったけど…嫌われるのが怖くて…どうしても断れな…」
「燃料投下ァ!!」
チホ「わひゃああああ」
「燃料投下!!」
男は止めない。
『(自業自得だけど…流石に女の子だもんね…)あやめちゃん』コソッ
あやめ「!ええ!探してみる」
ミズキ君の目を掻い潜り、あやめちゃんに話した。
「ハハハハ指導!!指導ォ!!せいぜい後悔しろこのクズ!!クズ!!クズ!!」
崩れ込むチホちゃんに__
あやめ「止めなさいっ!!」
チホ「…あやめ…さん?」
「何を言っているその女自身が言った事だよ…ゲームのルールにのっとってるだけ
見たまえ あの炎上の勢いを…!
それにこれは教育的指導なのだ…!罰を与え道を正せる崇高な行為で__」
あやめ「女の子晒して何が崇高よ!!それにアンタにそんな気持ちはこれっぽっちもない…
100パーあんたのシュミで晒してるだけでしょ!?」
皆は驚いた様に見る。
「はああッ!?そッそれは…私のスマホ…」
燃料投下
そこには援、交の記録が書かれている。
あやめ「崇高なあんたのライフワーク…膨大な援、交の記録よ!!」
「あ あ あ…ななななぜなぜソレが…!?」
あやめ「秘密のファイルをどこに隠すか…あたし自身が誰よりもわかってんのよ…!
マジメくさってえらそーに…チホちゃん見下してけなして泣かせておいて…
頭の中真っピンクのクズヤローはあんたの方だったみたいね!!
(あの子が言った通り…間に合って良かった…)」チラ
『…』クスッ
あやめ「…//」
チホ「…あ あやめさん…私…あんなに酷い事したのに…言ったのに…
ふええ〜〜〜っごめんなさい〜〜〜〜っ…!!」
あやめちゃんの表情が見えない…すると…
あやめ「ねえチホちゃん友達になってよ!…あ あたしが友達いないって事…もうバレちゃったワケだし…
きっと今回の流出でこれまで以上にヤな思いもするかもだけど…
今回はあたしも一緒だから秘密バラされた女同士…助け合えるんじゃないかな……どう?」
チホ「……はい…よろこんで…!」
チホちゃんはとても喜び、何かが吹っ切れた様な感じがした。
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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時