検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:25,343 hit

episode54 ページ7

チホ「私の…スマホ…

…いっ…いやああああっ!!」


「全く…けしからんね 私は現実で名門私立校の教師をしている…教育に人生を捧げた男だ…

だからこそ許せないんだよ…そう___

貴様の様な頭の中真っピンクのクズがな」


チホ「ち…違うんです…私…元カレにどうしてもって頼まれて…恥ずかしかったけど…嫌われるのが怖くて…どうしても断れな…」


「燃料投下ァ!!」


チホ「わひゃああああ」


「燃料投下!!」


男は止めない。


『(自業自得だけど…流石に女の子だもんね…)あやめちゃん』コソッ


あやめ「!ええ!探してみる」


ミズキ君の目を掻い潜り、あやめちゃんに話した。


「ハハハハ指導!!指導ォ!!せいぜい後悔しろこのクズ!!クズ!!クズ!!」


崩れ込むチホちゃんに__


あやめ「止めなさいっ!!」


チホ「…あやめ…さん?」


「何を言っているその女自身が言った事だよ…ゲームのルールにのっとってるだけ

見たまえ あの炎上の勢いを…!

それにこれは教育的指導なのだ…!罰を与え道を正せる崇高な行為で__」


あやめ「女の子晒して何が崇高よ!!それにアンタにそんな気持ちはこれっぽっちもない…

100パーあんたのシュミで晒してるだけでしょ!?」


皆は驚いた様に見る。


「はああッ!?そッそれは…私のスマホ…」


燃料投下


そこには援、交の記録が書かれている。


あやめ「崇高なあんたのライフワーク…膨大な援、交の記録よ!!」


「あ あ あ…ななななぜなぜソレが…!?」


あやめ「秘密のファイルをどこに隠すか…あたし自身が誰よりもわかってんのよ…!

マジメくさってえらそーに…チホちゃん見下してけなして泣かせておいて…

頭の中真っピンクのクズヤローはあんたの方だったみたいね!!

(あの子が言った通り…間に合って良かった…)」チラ


『…』クスッ


あやめ「…//」


チホ「…あ あやめさん…私…あんなに酷い事したのに…言ったのに…

ふええ〜〜〜っごめんなさい〜〜〜〜っ…!!」


あやめちゃんの表情が見えない…すると…



あやめ「ねえチホちゃん友達になってよ!…あ あたしが友達いないって事…もうバレちゃったワケだし…

きっと今回の流出でこれまで以上にヤな思いもするかもだけど…

今回はあたしも一緒だから秘密バラされた女同士…助け合えるんじゃないかな……どう?」


チホ「……はい…よろこんで…!」


チホちゃんはとても喜び、何かが吹っ切れた様な感じがした。

episode55→←episode53



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。