episode69 ページ23
ユウマ「病院?何だよ連れてって欲しいのか?」
ミズキ「…あれェもしかして連れてってくれるの…?」
ユウマ「やなこった 安心しろよ死ぬ所見ててやる」
ミズキ「だと思った!嬉しい…目に焼き付けてよね ユウマ君Aちゃん」
だがしかし…__
ガチャッ
手錠をかけられる。
ミズキ「でもね…不思議なんだァ相反する感情__ユウマ君とAちゃんに死ぬところ見ててほしいって気持ちと…
生き延びてそんな冷酷なユウマ君と必死になってるAちゃんをもっと見てたいって気持ち…
ギリ後者が勝っちゃった やっぱ病院連れてって〜」
ピキッ…
ユウマ「…」
『(…私まで手錠かける必要性あったのかな…)』
____
地下道
『病院の周りはDQNマーブルだらけ…』
ユウマ「ケガしたプレイヤーが病院に集まるからDQNマーブルもくっ付いて来て大量発生…って事か」
『逆にここ…必ずしも安全ってワケではないけど地上よりは安全だね』
ユウマ「おい蔵科 本当にこの地下道 病院の中通じて__」
反応がないミズキの方に目をやると今にも死にそうな勢いだった。
ミズキの方に意識が向いてると…__
『__!ユウマ!後ろ…』
ユウマ「ッおいおいマジかよ…」
ユウマはミズキをおぶると走り出した。
ユウマ「クソ重えぇぇっ」
『こっちに梯子があるから…!早く…!!』
ユウマ「Aは先に登れ!!」
二人は梯子を登っていく
それに対しDQNマーブル達も登ってくる
重量オーバーなのか梯子が壊れる。
ユウマ「はっ…ザマァ」
すると……
ガッ
DQN「ブ〜〜〜ンwww」
DQNマーブル達が肩車をし、何とか登ってくる
ユウマ「うわ…めっちゃ面白い絵面…」
『ユウマ…!早く…』
ガシッとユウマの足が掴まれる
『…っ』
Aは自分自身の手の平を斬り、血を出すとDQNマーブル達を飛び蹴りし蹴落とす
幸い手錠を付けてるので落ちないが、ユウマがキツそうなのですぐに体制を整える
ミズキも自分自身の傷を抉り血を出す
ビシャビシャビシャ
ズルッ…
血で滑りDQNマーブル達が落ちていった。
____
ユウマ「はぁ…はぁ…病院の…中……
ふう…クソが手間かけさせやがって
A手は大丈夫か?」
手の傷を覗き込む
『何とか…あっそういえばDQNマーブル達、また来るよ』
バリイィン
Aが言った途端複数のDQNマーブル達が入って来る
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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時