episode61 ページ14
「せ…制限時間…!?」
「向井、蔵科の暴き合い、Aさんの笑顔に注目して…ゲームの進行を失念していました」
『残り52L…!』
「え…炎上ネタ…__つってもうあらかた投下しちまってんだろ…!!」
あやめ「え…ちょ…ちょっとコレ…マジでヤバいんじゃ…」
ユウマ「あはははは」
「もっ…もうダメだぁーーッ!!」
その時だった。
ゴオオオオッ
「なに…この写真…!?」
あやめ「え___」
チホ「ゆ…ユウマさんのオイル…!?」
キリカ「な…何で急に…」
「すげえ勢いだぞ!?」
ユウマ「…はぁーあ」
真「おやおやラッキーですねえ皆さん
これにて大炎上祭閉幕です!!」
バキッ
ユウマ「もう飽きたよお前…消えろ」
ミズキ「……」トクン…
あやめ「…な…なに…これ…」
そこに書かれていたのは…__
向井ユウマ、猫村Aリアアカ事件黒幕の家族だった!!【写真あり】
『!!(お母さんも…私と写ってる…!?柏木家と仲が良かったのかな…)』
ユウマ「ハハッ久しぶりだな ユウマ、A」
____
あやめ「向井…どういう事か説明して」
ズーーン…
ユウマ「__じ…自分でも…よくわかんねーんだ………
オレもあんなオレ初めてだ…頭ん中グチャグチャになったと思ったら突然真っ白になって…自分でも信じられねーっつうか…」
チホ「じゃ…じゃあ!ユウマさんはやっぱりいい人で…私にかけてくれた言葉も…全部本心から__」
ユウマ「他人の事なんてどうでもいい__…って思ってんのは…マジだよ(Aは例外だけど)
オレは…そういう人間なんだ
これまで必死で良い奴演じて相手が喜びそうな事喋ってた…心にもない事を!
蔵科の言う通りだよ!認められたかったんだ!!でもさ…別に悪くねえだろ!?偽善だって善じゃん!?なあっ!?」
パンッ
あやめ「…別にいいわよ偽善だろうが記憶がないとか正体が何者だとか…そんなのどうだっていい…でも…
あたし…嬉しかったんだよ 嬉しかったのに…」
目に涙を浮かべていた。
『あやめちゃん…』
あやめ「ちょっぴり…好きだったのに…(ボソッ)
バーーカ!!」ダッ…
チホ「…ユウマさん私は…ユウマさんがどんなつもりだったとしても…命を救われたのは事実です…
で…でも…今はちょっと…ユウマさんが怖い…です」
タタタタタッ
チホちゃんも離れていった。
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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時