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episode58 ページ11

ユウマ「ププッ…それはこのスマホからてきとーな番号にワン切りで電話をかけて

その番号をアドレス帳に絶望の国で登録

何度かそれを繰り返し…その内の一件が折り返し電話かけてきたってだけだよ!!」


『そしてその着信に出るフリをして…音声アシストアプリを起動させてたんだね』


皆「」ポカン


あやめ「い…いやいや向井…リクツはわかったけど…わかってる?大炎上祭は……そんな…遊んでる場合じゃ__…」


ユウマ「はあ?んなモン関係ねえ オレはただ蔵科ブッ倒してスッキリしたいだけだよ!!

これまでの借り 全部まとめて返してやっからよ!?」


パチンッ


ミズキがナイフを取り出す。


あやめ「!!向井!!」


ピタッ


ミズキ「…ああ怒るってこんな気分だったけ…

わ〜〜何だか懐かしいやぁ」


ユウマ「燃料投下

まだまだ足りねぇな教えてやるよ…お前が知らない絶望の国の真実をな…!!」


本の内容が映し出されていた。




____





ユウマ「その作者 くらしなりつこ は…__

蔵科ミズキ…お前の母親だ……!!」


ミズキ「そうだよ!!おかあさんは死んだ!!だけど消えたワケじゃない…絶望の国でボクを待ってるんだ!!


__ユウマ君…前言撤回やっぱり今のキミってば…すっごいムカつく

そうだ!このゲームが終わったらユウマ君をどこかにカンキンして…目と耳潰して指を1本ずつ切り取っていっちゃおう!

そうしたら手っ取り早く絶望の顔見せてくれるんじゃないかなぁ?ねえ……!?」


ユウマ「ハハハそんな焦んなよ 言ったろ?

お前の知らない絶望の国の真実 見せてやるってよ」




____





一通り真実を語り終わると…


ユウマ「主人公は死んだって記述は裏面の奥付が重なって消えた…かわりの最後の記述

片面だけだけどただの模様にしか見えなかった__

ページ下部に出現したバーコード!!」


ミズキ「そんな…ウソだ…そんなハズない だって…ボクは__

ボクは…死んでもう一度おかあさんに___」


カシャ


写真を撮ると文字が出てくる。



しんじゃダメだ!

ピエトロはとつぜんそう思い直しロープを剣にもちかえかみさまにつきさしました。

かみさまのしょうたいはぜつぼうのあくまでした。

ピエトロに不幸をあたえたちょうほんにんだったのです。

絶望の国なんてなかったのです!!



ミズキ「う ウソだァアアァアア」

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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時

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