episode7 ページ9
アタル「こ…こよりちゃん達はどれを選ぶの?」
こより「まだ…迷ってて…逆にアタルさん達はボクの事…どれに見えます?」
『○だよ絶対』
アタル「○!!絶対○だよ!!ユリにこれだけ似てるんだ…可愛くないわけがないっ!!」
こより「アタルさん…妹さんの事大好きなんですね…」
アタル「えっ!!いやあのシスコンじゃないからね!?えとそれより!君は!?」
『…え…まだ決めてないけど…一応…×に…』
こより「ちょ、ちょっとお顔拝見失礼します!」
『にゃ!?やめ…!』
2人「………」
『あ…あの…』
ガッ!
アタル「絶対絶対○!!むしろはなまる!!」
こより「自身持って下さい!!凄く可愛いです!芸能人より可愛いです!」
『へあ…あ、ありがとう…えへ…』
容姿コンプレックスを持ってる私には冗談でも嬉しかった。
2人「////」
『そ、そんなに見ないで!?』
アタル「もしかしてさ…A?」
『!?』
アタル「いや…小さい頃めっちゃ可愛い子と幼馴染でさ…綺麗な紫色の瞳で…透き通った様な髪色してて…その!人違いだったらごめん!」
『………、』
喋ろうとしたその瞬間
マ「はい皆さん注目〜〜〜〜!!ちょっと皆さん進むの遅すぎですよ 自分の事なんですからカンタンでしょ〜〜〜?
あ〜〜〜イライラしてきたっいつまでも参加しない奴は殺しちゃおっかな〜〜〜〜
はい10〜〜9〜〜」
『(…横暴…)』
皆次々と並んでいった。
アタルやこよりちゃんに△と×のゼッケン没収されたし…
『(どこまでも不運だ…でもきっと…!どこかの誰かの希望の人の幸福になってるのなら光栄だなぁ…そう考えると幸せだ)』
アタル「今の内に何か対策を…そのメモ…これまでの結果も書いてるの!?」
こより「え…は…はい…!」
『こうして見ると審査員によって結構バラつきがあるね』
アタル「問題は…一番左のあの人…!」
ずばりブス専!!
『特殊な趣味の持ち主…状況をまとめると…』
アタル「決めた僕はやっぱり△で行くよ」
こより「△ですか…じゃあボクも△で行きますね」
アタル「いやいやこよりちゃんは○だって」
『あの…私のゼッケン…△…』
2人「絶対○だから!!」
『えぇ…(もし外れてたらこの人達に殺される様なもの…それでも…私ごときがこの希望の糧になれるなら…!)』
「お願いします!!僕…×にしたんです どうか皆さん…×にして下さいお願いします」
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作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時