episode39 ページ41
『(椎葉サヤカ…まぁこの子なら妥当だね…確かこの子は…あれ?この子…こんな凄い子がリア生に参加してたら一位…でも無くても上位には入ってた筈…)』
疑問に思ったが、私にはまだやる事があるので後に考えよう。
まずはあの人に会ってみなきゃ…間接的にも直接的にも。
真「それでは余興は程々に第4ゲームへと参りましょうか……次のゲームの内容は……
休憩〜〜ッ!!まぁ皆さんお疲れでしょうから拠点に戻ってお寛ぎ下さ〜い♡」
一瞬謎の空気が流れたがすぐに安心した様な空気になった。
皆は気を緩めていた。
『(でも気になるんだよね…あのリアアカ社がこんな素直に休憩させる訳ないんだよね…だって…第4ゲームはしないなんて…一言も言ってないしね
よくある一番むごい手口…)』
ゲームの内容は詳しく伝えられていないので少々警戒しつつ人探しを始めた。
真「フフフ…さぁ〜て…既読スルー撲滅運動 スタート……♡」ボソッ
『…!』
マーブルが小さく呟いたのを聞き逃さなかった。
『(なるほど…メッセージには気を付けないと…)』
____
『はぁ〜中々見つからないなぁ…あの人が居そうなジメジメした場所探してるのに………
!もしかしてああ見えても根明なのかな!
……それは無いよね…
何せ自 殺サイトやってる訳だし…
ハァ疲れてきた…』
「な…何だ…!?首吊り…!?…自 殺…ってワケじゃ無さそうだな…」
騒ぎ立ててる方に目をやると女性が首を…
『吊られてる…?』
球体の様なモノから鎖が出て来ている
マ「死刑 死刑 死刑〜〜!!
全く…殺っても殺っても凶悪犯罪は後を絶ちませんね〜〜〜〜〜!!」
『そっ…か…
(既読スルー撲滅ってこの事か…ちゃんと知らせれば良いのに…
実に絶望的で絶対的絶望…
ユウマ君とあやめちゃんは…どう乗り越えるのかな?)』
マーブルはパトカーに乗り、「既読スルーは犯罪です!!」という垂れ幕を下げていた
『(まあ確かに…元は災害時とかの安否確認の為だけど…既読が付いてるのに返信が来ない…人間関係にヒビを入れかねないよね…
私には既読付いてようがなかろうが関係は無かったけど)』
マ「現在リゾート内の全プレイヤー3057人全員でメッセの会話を回し合って貰います!!
チャットの回し先はランダムで決定!!
メッセが受信されると強制的に既読となりその瞬間から30秒以内に会話の続きを送信しなければ即死亡!!
既読スルーしたら死刑!!」
63人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時