episode25 ページ27
しかし…
一条「__…ってあれ?まだ…」
アイジ「あら〜〜〜残念!」
アイジ君が木槌を鳴らした
アイジ「いや〜僕のフォロワーもストーカー気質の子多いからさァ 同じ事させてもらっちゃった♡ ブサイクお姉さんの隠したつぶやきは__
今日はお買い物♡おしゃれなラグとマグカップ買った(^^)でもでも帰り道急いでたせいでカップ割れちゃったの えーんえーん(TT)」
一条「___え…」
真「判定は…正解〜〜〜〜〜!!」
ボッ
アタル「うわああああ ルリリさん!!ルリリさん!!
熱っ…」
こより「あ…アタルさん!!」
『…アタル君…』
一条 ___柏木さん…
ありがとう私の為に泣いてくれて…
Aさんも深くフードを被ってしまっていてよく見えないけど…悲しんでくれてる…
あなたは…本当は狂人ではなくて__
普通のか弱い女の子なのね…__
みんな…ごめん…!!
______
アイドルオタ
ルリリちゃん…僕…後悔してません
ルリリちゃんのフォロワーに残った事…
命懸けでアイドル追っかけられるなんて…
最高じゃないか!…でも一つだけ…
一つだけファンのワガママ聞いてもらえるなら…
天国で ルリって夢キュン を踊って下さい…!
___________
『………?』
ルリリさんが死んだ。
普通なら最大の希望の欠片になったと喜ぶのに…
今の感情がわからない
いや…感情なんてとっくに捨てたはずだ。
何故なら悲しいと感じると希望のお手伝いが出来ないから。
『(何だろう…この……絶望感…)』
その時私は気付いてしまった。
一条ルリリさんが死んで悲しいと。
こんなゲーム本当はやりたくないと…
希望のお手伝いと言いながら私がやってる事は絶望だと。
でも私は…気付いてない…気付かないフリをした。
アタル「ああ!!やってやる!!」
『…!』
どうやら柏木アタルと星名アイジが殺り合うそうだ。
ならせめて…こんな事に気付いてしまったから…
希望の為アタル君の手助けをしよう。
アイジ「お前らわかってんな?次はアイツだ…さっさと見つけろよ!!」
アタル「くそっ…くそっ…!!
(アイツのフォロワーを減らすのは…
ほぼ不可能 何とかして隠されたつぶやきを推理するしか……!
……単純に文脈を読めば学校に関する事か?
それとも裏をかいて普通のつぶやき?
くそ…ダメだ わからない…!!)」
『アタル君』
僕が迷っていたらAが声をかけた。
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作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時