# ページ19
『……ん。』
目覚めると、時計の針は6時過ぎを指していた。
どのくらい眠っていたのだろう？
最「おはよう、って言っても夜だけど……」
『…最原、くん？どうしてここに……』
最「看病だよ。Aさんが心配でひとりにさせられないよ。」
『……そっか。ありがとうね。』
最原くんが側にいる。
それだけで何だか安心して、ずっと眠っていられそう。
でもこんな機会滅多にないから。
少しでも長く、一緒にいたい。
寝てしまっては勿体無いと思ってしまう自分がいる。
ゾッコンだなぁ、と改めて再確認。
最「なんか冷たいもの飲む？もうじき東条さんがお粥持ってきてくれると思うけど。」
『ううん、大丈夫。これ以上迷惑かけられないから……』
そういうと最原くんは私の顔に手を添えて言った。
最「全然迷惑じゃない。むしろ沢山迷惑かけてほしい。また倒られちゃ困るからね。」
…きっと今、私の顔は真っ赤。
でも、いいや。
今日は全部、全部、
全部、
全部、
熱のせいにしちゃえ。
『…ありがとう。』
そう言うと、私は最原くんを抱きしめた。
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kame. - ろんぱさん» ありがとうございますー！励みになります…！更新頑張ります！ (2017年1月30日 19時) (
レス) id: 8d7d63ea57 (このIDを非表示/違反報告)
ろんぱ - ものっ凄く好みの話です!!笑!!幸せです!!応援してます!! (2017年1月30日 19時) (レス) id: 9b54c0bd61 (このIDを非表示/違反報告)
kame. - ベリーさん» わー！ありがとうございます！引き続き頑張ります！ (2017年1月29日 17時) (レス) id: 8d7d63ea57 (このIDを非表示/違反報告)
ベリー - 展開が凄く好みです！！更新頑張ってください！ (2017年1月29日 16時) (レス) id: f3f123ed94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kame. | 作成日時：2017年1月25日 21時
