side_saihara ページ18
突然倒れてきたAさんを部屋まで運ぶと、急いで東条さんを呼んだ。
東「まぁ大変…高熱だわ。最原くん、後は私に任せてちょうだい。」
最「…いや、東条さん。僕が看病するよ。」
東「え？」
最「ほ、ほら！東条さん他にも仕事あるだろうし……」
東条さんは何かを察したような目で僕を見るとにこりと笑った。
東「ふふ…分かったわ。後はお願い出来る？最原くん。」
最「うん…！」
東「この濡れタオルをAさんのおでこに当ててちょうだい。定期的に濡らすようにね。」
最「うん、分かったよ。」
東「私はお粥を作ってくるわね。Aさん、食欲あるかしら……」
最「ありがとう。東条さん。」
いえいえ、と言うと東条さんは部屋を出て行った。
……本当に苦しそうだな。
彼女の頬に手を添えると、気のせいか少し表情が緩んだような気がした。
そのまま目覚めそうにない彼女を見つめていたら、いつの間にか夕方を過ぎ6時を回った。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ダンガンロンパ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kame. - ろんぱさん» ありがとうございますー！励みになります…！更新頑張ります！ (2017年1月30日 19時) (
レス) id: 8d7d63ea57 (このIDを非表示/違反報告)
ろんぱ - ものっ凄く好みの話です!!笑!!幸せです!!応援してます!! (2017年1月30日 19時) (レス) id: 9b54c0bd61 (このIDを非表示/違反報告)
kame. - ベリーさん» わー！ありがとうございます！引き続き頑張ります！ (2017年1月29日 17時) (レス) id: 8d7d63ea57 (このIDを非表示/違反報告)
ベリー - 展開が凄く好みです！！更新頑張ってください！ (2017年1月29日 16時) (レス) id: f3f123ed94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kame. | 作成日時：2017年1月25日 21時
