五話 ページ6
「まとめて挨拶するから皆ちゅーもーく！」
そうすると皆がこっちに注目する。
「二期生の早乙女Aでーす、ヨロシク〜！」
「せ、先輩...？」
そんな風に見えない、という感じの双子ちゃん。
そう言うことは最初に言っとけよな〜と弟くん。
いや言ったし。最初にさ。聞いてないってどういうことよ。
てかさっきの態度はどこ行ったぁ...！？
「まだ他にも先輩が居たんだね。びっくりしたよ。」
そう言うのは爽やか系の男子。
なんだお前こんなかで一番普通じゃん(お前がおかしい)
「でも自己紹介するなら課題が終わった後でも良かったんじゃないかな？
あいにく今三期生は課題に追われてて大変なんだ。」
前言撤回。
この人笑いながら話しててすごくて怖いです。
静かに怒るタイプなんだね、多分。
これはうるさくした俺が悪いねすまん。
「ノア、怖がってるよ
あ、自己紹介がまだだったね
俺はラビ。で、こっちが...」
「あっ...黎朝陽です...。
よっ..よろしくお願いします...！」
あっ...良い子だ...
この子は良い子だ。確信したぜ
「こちらこそよろしく！先輩だからなんでも頼ってね〜！」
「あ、そういえばオレも自己紹介してなかったね
オレはノア。
これからよろしく。」
ｱｯ...あなたがリーダーなんですね...っ！！
「ﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ...」
まぁ、？それっぽい雰囲気だったけど怒ったら怖すぎですよ()
「あ、そこの君は？」
「...リュカだ。」
「おい〜！名前だけしか名乗らないって失礼過ぎるだろ〜！！
あ！俺はレオン！可愛い女の子が知り合いに居たら＿＿」
「聞かれた事を言ったまでだ。」
「おい！話遮るなよ！」
「は？そもそもお前が話に割り込んでくるからだ。」
「ムキーッ！！」
口喧嘩しているレオンくんとリュカさん。
わぁ、ノアさん激おこだよ。ここら辺でやめときなよ。
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