二話 ページ3
「ちょっとっ!早乙女さん!!まずは職員室来てねって言ったのに!全然来ないから心配したのよ!?」
そう言って入って来たのはプロデューサー。
「いや、今のは華房さんが来るパターンじゃないの__ってのは置いといて、
つい癖で普通に教室来ちゃいました」
「ちゃんと来てて安心したけど心配かけないでもらうと嬉しいかな・・・」
と言い苦笑いしている。
本当にごめんなさいですね、
「で、華房さんにはなつかないの?」
「華房心?あのぶりっこ女の事?
アイツはなつく、なつかないの問題じゃないよ、一匹狼だからか何でも突っかかってくるし。この前なんか「この呪いオタクが!」って言ってきたし。
てか絶対ぶりっこ女より僕の方が可愛いし!!」
それ、澪もなんかいってるよね、絶対。
てか話反れてる反れてる。
でもまぁ、俺も近寄りがたい雰囲気あるから仲良い訳では無いけど。
「あ、そう言えば三期生って居る?」
「三期生?まだ皆は居ないと思うっすよCDを売る課題が出たららしくって教室にグループごと集まると思うっす」
「ね!プロデューサー、顔だし行って良い?自己紹介がてら!」
私もプロデューサーの話を相づちを打ってただけではない、ちゃんと聞いていた。
「人気者の愛童くん?とも会ってみたいし、良いでしょ?」
「うーん、私もこれから予定あるし自己紹介はまたにしようと思ってたけど...
......邪魔にならないようにね?」
そうして俺は教室に足を進めた。
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