オレカバトル［今日の恋人は？］

カマエルさんとの生活 ページ29

〜天界、Aの家〜 A視点
カマエル「はよー、A！」
A「おはよう、カマエル！」
私たちは同じ家にすんでいる。今は２人しかいないけれど、楽しくやってるわ。ふふふ、本当はもう１人いたんだけどね、地に落ちたわ。私は止めたのに、行ってしまった。まあ、今考えても仕方ないけどね。
カマエル「・・・・・ぉい!おい!!聞いてんのかよ？」
A「ん？ああ、ごめんなさい、聞いていなかったわ。もう一度お願い！」
カマエル「お前、今クレイの事、考えていただろ？」
私は胸を突かれた。カマエルはクレイが嫌いだ。こないだは『地に落ちた腐れヤローだ！』って宣戦布告してきたらしい。さっき言ったもう１人はクレイなのよ。私は首を振って答えた。
A「いいえ、違うわ。あの子の事は考えないって決めたもの。」
カマエル「そうか・・・あ、さっきの話だがな。おれ、今日ちょっと行く場所あるから行ってくる。夕飯までには帰るぜ。」
A「そう。行ってらっしゃい！」
私はカマエルを玄関まで見送った。カマエルは笑顔でどこかへ向かった。フフ、あの人の笑顔めったに見られないからスキなの！
A「さて、何をしようかしら？」
１人残されて、やるべきことを考える。ふと、クレイの部屋を覗くと・・・
A「わっ！！書類がこんなに・・・仕方ないね、片付けますか!!」
クレイの部屋でせっせと書類を片づけた。
〜1時間後〜
A「フー、あと少しですね！」
カマエル「!!!A!!お前クレイの部屋で何してんだよ！お前も・・・!!!」
A「いいえ!違うのよ、カマエル!私はただ、」
カマエル「てめえも天を裏切るのか。」
A「違うのよ！カマエル!!信じてちょうだい!!」
ばっと身をひるがえして走って行った。カマエルはきっとエーリュシオン様の所へ行くわ。ああ、私、天界を追放されてしまうわ。どうしましょう？追いかけなくては！
A「待って・・・・カマエルっ!!!お願い！・・・・はあっ、はあっ・・・」
私はカマエルに抱きついてカマエルを止めた。
カマエル「えっ／／／／／」

続きます！次の編に行きます！

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