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職場体験なんて必要ない ページ42

「ちょっと待てよ!また女子だけヒイキかよ!」

天馬が声を上げる。

「だったら俺たちもホストに連れてけよ!」

しかし吹雪は

「何言ってんだ。そんなに子供ばっか連れて行っても邪魔なだけだろ!てことで男子は警察署。ついでにその腐った精神も直してもらいな」

「いや、おめーの方が腐ってるよ!」

男子達が何を言っても結局結果は変わらなかった。そんなこんなで職場体験当日。

当日の流れは、まず男子達を雷門警察署にバスで送っていく。そこでしばらく男子達の様子を見た後、『クラブ メモリーズ』へと向かう。

早速雷門警察署に着いた。

吹雪はやる気のない声で男子達に言った。

「いいか、今からこの隣に立っている車田さんに警察の心得を教えてもらう」

すると車田が一歩前に出ると言った。

「よろしく。君たちの担当をする車田です。早速ですが我々警察は悪事を暴いて逮捕し、国民を守る事が使命です。そんな警察の仕事について何か質問はありますか?」

すると目金が言った。

「では質問です。まずあれを見てください」

そう言って指差した方には吹雪がみどりに触れようとして逆にボッコボコにされている光景があった。

「あれは、自分の生徒に触ろうとした吹雪先生と逆切れしたみどりさんですが、あの場合どちらが悪いのでしょうか」

「え?あ、いや、あれは完全に吹雪先生の方が悪いですね。吹雪先生が生徒に触ることを我慢したら未然に防ぐことができます」

しかし目金は

「どうしてですか?」

「え?」

車田は目を丸くした。さらに目金は続けて

「どうして悪いのは吹雪先生なんですか?異性に触りたいというのは理性なんですからしょうがないと思います。理性を抑えるのは無理だと思います」

「は、はぁ」

車田は戸惑った。さらにさらに目金は

「あともう一つ聞きたいんですけどさっきからものすごい口臭で僕たちに話しかけてくるあなたは悪くないんですか?すごい迷惑なんですけど。あ、あと口臭は歯磨きとかで未然に防げるのでこの場合あなたが確実に悪いですよね?それと体臭もかなりヤバいんですけど」

立て続けに言われた車田は混乱している。しかも自分が臭いとまで言われたのでかなりショックを受けた。

しかしそんなことにはお構いなしに目金は言った。

「あのー、口臭や体臭で僕たちに迷惑をかけるあなたと、精神的にあなたを傷つけてしまった僕とではどちらが悪いんですか?」

車田はもう立っている気力もなくその場にへたり込んだ。

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設定タグ:心理テスト   
作品ジャンル:ギャグ
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フルーツ - そうだよ。てかジマで虎丸のこと忘れとった (2012年9月23日 1時) (レス) id: a7e70d6803 (このIDを非表示/違反報告)
成沢 明典(プロフ) - 虎丸鈍感かwwwww (2012年9月18日 1時) (レス) id: 53bbe29219 (このIDを非表示/違反報告)
フルーツ - あー・・・色咲の事忘れとったわー修学旅行編適当に作ったからなぁ (2012年9月17日 14時) (レス) id: e83efbdb42 (このIDを非表示/違反報告)
成沢成志(プロフ) - tk信助可哀想ww色咲怒るぞww(ぇ (2012年9月12日 1時) (レス) id: 53bbe29219 (このIDを非表示/違反報告)
フルーツ - はいはい。するから。あとまたこみゅできんくなった (2012年9月9日 13時) (レス) id: e83efbdb42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フルーツすぷれー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/saotan/  
作成日時:2012年6月18日 16時

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