ついてけない！？こんな日常V２ (ページ35)

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覗きは男の職業だゼ！ページ35

ついにやってきた。男にとって大事な行事が。修学旅行に来たら必ずやる行事が。それはもちろん、

『覗き』

だ。温泉に入っている女子を見ようと男子達が狙っている。

１６組の男子もその一部だ。A達の泊まったホテルは外にも温泉があり、策は２ｍあるが、覗こうとしたら覗ける高さだ。

てことで男子達は全員協力して覗きをやろうとしている。

そしてやってきましたお風呂の時間。

早速外に出た男子達。まず壁山と天城が土台になってその上に天馬が乗った。

ぎりぎり見えた。

「どうだ？天馬」

三国が言うと天馬は

「あ、秋がいる。でも湯気であまり見えないよ」

「ちょっとどいて天馬。僕も見たいよ」

信助が次に見ようとした。が、背が低すぎて見えない。

「ちょっと天馬。僕を持ち上げてよ」

「え？しょうがないなぁ」

天馬が持ち上げると信助は

「おおおおーーーー。すごいよ天馬みんな温泉入ってるよ」

「えええ？俺も見たいよ」

天馬が背伸びすると信助が女子風呂に落ちてしまった。

「あ！」

天馬はあわてて身を隠した。

「ねぇ今何か落ちなかった？」

秋が言うとAは

「確かに何か落ちたね」

他の女子達も落ちたと言うのでその場所に行くと信助が浮かび上がってきた。

「キャーーーーーーーーーーーーーーー」

女子達がよってたかって信助に桶やタオルを叩きつける。

するとそこに吹雪がやって来て

「どうしたんだ！？子猫ちゃん達！」

「キャーーーーーーーーーー」

吹雪までもがぼこぼこにされた。

男子達は信助と吹雪の叫びを聞いて中に入って行った。

この後、信助が他の男子達も見ようとしたと言っても天馬達は信助が自分で覗こうとして落ちたと言い、全部罪を被せたのであった。

こうして修学旅行は幕を閉じた。