ついてけない！？こんな日常V２ (ページ25)

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作戦会議ページ25

「やっぱりやめさせなきゃ」

Aが言うとみどりが

「何が？」

「殴り合いの事よ！あんな事やめさせなきゃいけないに決まってるじゃん！」

「でも、どうやって？」

天馬が言った。

「だから、岡山中の人達と話し合って、この話は無かった事にしてって・・」

「そんなこと言って理解してもらえるわけないでしょ」

吹雪も言う。

「じゃあ、デモみたいなことして私たちは戦う気はありませんって伝えるのよ。だから今からその作戦をみんなで考えましょ」

と言うわけで始まった作戦会議。

まず案を出したのは信助だ。

「ボードに自分の考えを書くってのはどう？例えば岡山中は出てけ！とか」

「ボードに書くってのはいい案ね。でも岡山中は出てけってのは逆に怒らせちゃうわね」

すると三国が

「じゃあこうゆうのはどうだ？『ＯＹＴとは戦わない！』」

「いやいや、何よＯＹＴって」

「岡山中の略だよ」

「別に略さなくてもいいじゃん。たいして長くないし」

「なんかそっちの方がカッコ良くない？」

「かっこよくないよ」

すると今度は天馬が

「じゃあこれは？『ＯＩＨ！』」

「だから何そのアルファベットは！」

「『岡山中は一切話しかけんな』の略」

「略さなくてもいいってば！しかも喧嘩売ってるでしょ」

あれ・・もしかして・・この感じは・・

Aは思った。またボケ合戦が始まってしまうのではないかと。そして予想は当たる。

「ＢＫＡＯ！バカカスアホ岡山中」「だから何でそんなこと言うんだよ」

「ＯＢＫＰ！岡山中なんてバカの集まりだよ怖くねーよぺっぺっ」「略しすぎ無理やりアルファベットで表記するな！しかも最後のぺっぺって何」

「ＯＨＴ！岡山中なんて人差し指で飛ばせるんだよ」「すげーよ！ある意味最強だよ！でもそんな事できるわけないじゃん！」

「ＢＴＢ溶液は理科の薬品だよ！」「いや知ってる！知ってるよそんなこと」

「ＯＹＴ！岡山中の略じゃないよ。丘で喜んで飛び降りろの略だよ」「何が言いたいんだよお前は！お前の方こそＯＹＴ！」

「ここはやっぱり神童財閥の力で一人１０万ずつ渡してお引き取り願うのはどうだ」「やめてぇぇーー！『こち●め』の『なか●わ』的な発言やめてぇぇーー」

「て、もういいわーーー」

声がカラカラになるAだった。

「もういいです！あなた達に相談した私がバカでした明日は各自思い思いのデモを行ってください！岡山中の人達と殴り合いたい人はどうぞ！」

そう言い教室を出た。