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大貴「うぐっ…」
侑李「ったく、さっさと書き直してきなよ。」
大貴「すんません…」
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知念さんがしれっとした顔でそう言うと、
有岡さんは後ろ頭をさすり、そそくさとデスクに戻っていく。
八乙女さんは安心したようにホッと息をついた。
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す、すごい…
知念さん、歳上二人に全然物怖じしてない…
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侑李「…そういえば風羽さん。」
「は、はいっ!?」
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呆然と立ち尽くしていると、急に名前を呼ばれて
まったくかわいくない声を上げながらばっと後ろに振り返る。
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侑李「え、ご、ごめ…」
.
たぶん、すごい顔だったんだと思う。
振り返ったときの私の顔。
急に奇声を上げた私に、知念さんもびっくりって感じで
目を見開いて、
小動物のように狼狽えた。
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侑李「えっと、だいじょうぶ…?」
「あ…だ、だいじょうぶ、でふ……です。」
.
ダメだ…
噛みまくりだし、うまく言葉が出てこない。
この前のご飯で、“知念さんは怖く無い”って思たのに
さっきのやり取りを見ていたら余計に…
.
侑李「…身体、だいじょうぶ?」
「へ…」
侑李「先週の金曜…結構飲んでたから。」
「あ…はい…っ。大丈夫です!」
.
心配してくれる知念さんに、
また大きな声で返事をしてしまう。
今後こそ怪訝そうな顔をされるかと思って身構えていたけど、
その前に、大きな手が私の頭の上におかれた。
.
光「だいじょうぶだいじょうぶ。
この子、こう見えてザルだから。」
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まりも(プロフ) - ただのおたくさん» お越しくださりありがとうございます!ご期待に添えるお話になるか分かりませんが……まりものペースに付き合っていただけたら嬉しいです😳 (5月27日 21時) (
レス) id: 9a2317564f (このIDを非表示/違反報告)
ただのおたく(プロフ) - 夏ときみの声とから来ました！ほんとに感動して、まりもさんの書く作品にもっと触れたいと思い来ました！これからこの作品を読むのが楽しみで仕方ないです...、これからも応援しています！無理せず、まりもさんのペースで更新してください！ (5月22日 23時) (レス) @page1 id: 78e45d5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも
作成日時：2022年12月17日 23時
