★裏切り？ ページ44
また戻ってきたのは最後の廊下。
いつものAUの狭間に戻れたらどれだけ安心しただろうか…
「Aちゃん！！良かった！無事だったんだね！」
「Ink！うん、大丈夫だよ！Murderの世界も元に戻せた！」
「っ！おいInk！よそ見してんじゃねぇ！危ねぇぞ！」
次に耳に入ってきたのはFellの罵声。
そしてこちらに飛びかかってくるCharaの姿が目に入った。
「うわっ…！」
Inkは突然の事態に動揺している。
私はとっさにFellのブラスターを想像した。
私の後ろに現れたブラスターから放たれた光線がCharaを貫く。Charaのソウルが割れる音がして、そのまま消えてしまった。
「おぉ、Aも魔法を使えるのか。」
Sansが感心したように言った。
「Aちゃん、すごいよ…！ありがとう！」
「A、いつの間に…」
それに続いて、InkとFellがハモる。
「いや、ついさっき…ちょっとね、えへへ。」
私は照れながら適当に説明した。
「そう言えば、KillerとErrorは？」
「Killerは俺がトドメをさす寸前で消えやがった。逃がしちまった…くそぅ…」
Fellは悔しそうに顔を歪ませた。
「Errorは、オイラ達がCharaとKillerと戦っている間にいつの間にか消えちまってたんだよ…」
「でも操ってたErrorが消えた以上、もうCharaもKillerも来ないと思うよ。」
Sansの説明に、Inkが付け足した。
私はそれを聞いてホッとすると同時に、少し残念な感じもした。
Murderと、Killerを助けるって約束したのになぁ…
「ま、この世界の始末はオイラに任せて、AUのことは頼んだぜ。」
Sansが私たちの方を見て、目を細める。
「うーん…そうさせてもらうね…Errorがどこに行ったのかがわからないのが気がかりだけど…」
Inkもイマイチしっくりきていない様子だったが、Sansに別れの挨拶をして背を向けた。
Errorがこのままで終わるはずない、私たち全員がそう気づいていたはずなのに。
トスッ、と軽くて重い音が響いた。
その方を振り向くと、Sansのソウルに青い糸が絡みついていた。
「が…は…っ…これは…！？」
Sans自身も、何が起こったかわかっていない。
「くそっ！！Errorの野郎！やっぱりまだいやがったのか！」
しかし、Fellが辺りを見回してもErrorはいない。
なぜならその青い糸は…
私の左手から伸びていたからだ。
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syobon(プロフ) - うわああああぁぁぁぁぁあぁ好きすぎる､､､!!!!めっちゃ好きですありがとうございます!!メア様ぁぁ、、あぁ（（ (2022年7月5日 18時) (
レス) @page27 id: 39e6e7917a (このIDを非表示/違反報告)
(*^ω^*) - うん、死ぬわ、 (2021年6月7日 16時) (レス) id: 1a06a316db (このIDを非表示/違反報告)
スノー - あーあ、好き、、みんなかわいいです(語彙力0) (2020年10月10日 11時) (レス) id: 8757ae5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
さぃだぁ - うわぁぁぁー///メア様推しだから嬉しいです!有難うございました！ (2020年9月13日 17時) (レス) id: 8f702b8e3c (このIDを非表示/違反報告)
れい - これで、好きなサンズがメアだけじゃなくなりました!やっぱりundertaleもAUも良いですね! (2020年7月29日 15時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろーるけぃき | 作成日時：2017年12月17日 19時
