AUSansと恋しませんか？

★カラフルな世界 ページ17

Aと別れてErrorの世界に足を踏み入れた。

この前来た時よりも暗く、冷たく感じる。
あぁ、Aが居ないからか…？

「さぁ、始めルか。お前の力を見せテもらウぞ。」
Errorがこちらを向いて戦闘態勢に入っている。
「おう。お前さんの泣き顔を見るのが楽しみだぜ…」

今度は、俺がAを守る番だ。

＊＊＊

「行っちゃった…」
誰もいなくなったAUの狭間で私は呆然とし続けていた。

でも、そんな暇はない。fellにも他のAUに行けって言われたんだ。
私はそう思い直して、側にあったシャボン玉に入った。

＊＊＊

気づくとそこはruinsの入口らしき場所だった。なんだか嫌にカラフルだが…
Floweyに襲われたところを、Torielに助けられて案内される所だ。

いつもはsnowdinに来るはずなのに、ここに飛ばされるということは…この世界のsnowdinはもう破壊されてしまったのかもしれない。

「確かめに行ってみよう。」
私は取り敢えずruinsを抜けてsnowdinを目指すことにした。

「それにしてもなんだか普通のruinsより色の主張が激しいな、目がチカチカする…」
私は１つ目と２つ目のボタンを押すパズルを楽々クリアして、辺りを見渡しながら歩いて行く。

幸い(？)にもモンスターは全員いなくなっている様子だった。出会ったらどうしていいかも分からないし。

「うわ…」
そして私が対面したのはトゲのパズル。
決意を持ったニンゲンじゃあるまいし、こんなの刺さったら絶対死ぬ…！！

私がどうしようかとまごついていると、トゲの向こう側から声がきこえた。
「お前、困ってるみたいじゃないかYO！助けてやろうか？」

声のする方を見ると、そこには…

カラフルなパーカーに身を包み、サングラスをかけ、帽子をかぶったテンションの高そうなSans――FreshSansが立っていた。

＊＊＊

どうも、いい所で失礼します、作者です！
この話で2017年の最後の更新とさせていただきます。

もし1月1日に時間がありましたらお正月スペシャルのような1話を更新しようと思いますので、しばしお待ちくださいませ…

それでは皆様、良いお年を！

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