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ソファに座ってがっついてる俺を、
ベッドの上から、
淳太が、ちょっと呆れた顔して見つめてる。
「照史、ほんまよう食べるなあ」
「体が資本やしな！」
「ふふ。
また太るで」
気怠そうな雰囲気が、そそる。
照史の逞しいとこが好きって、
守られてる感じするって、
ベッドん中では素直に言うてくれたんやけどなあ。
「あっ、そうや」
淳太が呟いて、
ベッドを抜け出す。
バスローブだけを羽織った姿。
ベタベタと床を這う、
細い足首。
色気放ち過ぎやろ。
「照史にバレンタインのプレゼント」
「ありがと」
立ったまんまでおるから、
腕引いて、ソファの俺の隣に座らせる。
箱を開けてみたら、
決して形のええとは言えん、
歪なハートのチョコが並んでた。
「ともとのんちゃんに教えてもろて、
手作りしてみてんけど・・・
ちょっと失敗してしもたけど、
味はまあまあやと思うから」
「手作りって、めっちゃ嬉しいわ」
不器用な淳太が一生懸命作ってくれたんやもんな。
すぐに食べるのももったいないような。
「それと、これ。
照史に似合うかなあって」
差し出されたんは、
箱に入った暖色系のネクタイ。
「ありがとお！
淳太はやっぱセンスええな。
これから俺のコーデ頼もっと」
「へへ。
明日、つけてみて」
「うん。
明日はこのネクタイで出勤する。
チョコ、一粒だけ食べてもええ？」
「うん、ちょっと緊張するけど・・・」
「淳太に食べさせて欲しいな」
「う、うん」
チョコをつまんだ、
細くて長い指先が、
俺の口に近付いてくる。
それだけで、心臓が跳ねる。
口の中に広がってく、ほのかな甘味。
「美味し」
「ほんま？」
「うん。
美味しい。
ちょっとお酒入ってる？」
「うん」
「ありがとうな」
「どういたしまして」
微笑んだ淳太が可愛い過ぎて、
思わずキスしてた。
「ほろ苦・・・」
淳太がそう言うて、
また、くしゃっと笑う。
「淳太はなんでそない可愛ええん・・・」
「照史？」
「一人にさせんのが心配や。
寂しい思いなんかもうさせへんから。
二度と他の男と二人きりになったらあかんよ？」
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fool(プロフ) - 蒼乃碧さん» こちらこそありがとうございます〜💕ばどのお話、こちらしかなくて…またいつか書けたらなと思ってます💕 (2022年10月5日 21時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - ホントに大好きな淳太くんが幸せになれて良かった（ ｉ _ ｉ ）いつも素敵なお話ありがとうございます😊やっぱばどは良い… (2022年10月5日 5時) (レス) @page50 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ(プロフ) - �� いつの間にか自分の方が好きになりすぎてどうしていいか分からなかった流星君が腹をくくって向き合ってほしい。 foolさんの文章本当大好きです！いつも高頻度の更新ありがとうございます！！推しCPが一緒で興奮して長くなって申し訳ありません。ぜひ青桃も視野に… (2021年9月27日 20時) (レス) id: 943bf7da97 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ(プロフ) - �� 淳太君に今誰に付いてんの？って聞かれて名前言ったらセクハラで有名だった人で心配されるけど「給料いいから」で通され、流星君にこっそり心配を伝える淳太君。心配してたけど (2021年9月27日 20時) (レス) id: 943bf7da97 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ(プロフ) - �� のんちゃん流星さん追いかけて東京行って、そっちで新しい仕事見つけるんだけど、同じ秘書だけど着いた人が悪くて、セクハラさててて、でも給料いいからって耐えて。流星君には心配かけないようにととにかく頑張って。一緒な大阪戻った時に皆んなで集まって (2021年9月27日 20時) (レス) id: 943bf7da97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年9月23日 21時
