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JN「皆、座って。」
JN「いいよ、話して」
A「うん…」
〜過去〜
私は12歳まで大阪に住んでいた。
でも、中学受験をして東京の中学に行くことになった。
中学一年生の夏、私は内気な性格だったのと
クラスで1人関西弁で話していたので、いじめの標的
になった。
A『消えろよ!!』
B『さっさとしねばいいのに』
C『テストの点数が良いからって調子乗ってんじゃ ねーよ』
この日からだった。悪夢を見だしたのは。
そんないじめが毎日続き、中学二年生になるのと同
時に私は家に引きこもるようになった。
母は私の事など気にしてくれなかった。
父は夜遅くに、仕事から帰ってくるため
話す機会はなかった。
でも、私は勉強が好きだったので毎日何時間も勉強
をしていた。
そんな中、両親は離婚してしまった。
てっきり、私は父と一緒に暮らすのかと思っていた
が母が私の親権をもった。
父は何も言わずに出ていってしまった。
母に愛人がいることは薄々気がついていた。
それでも、韓国で住もうと言ってくれた時、愛人よ
り私のことを選んでくれたと思い嬉しかった。
でも、実際は違った。
韓国に来て三日目の朝、母は私に手紙を残して日本
に帰っていた。
手紙の内容は
お前と一緒に住むわけないでしょ。
この一言だけだった。
私のたった一人の理解者は祖母だけ。
祖母は私を本当に可愛がってくれた。
ネックレスは韓国に飛び立つ前日、祖母に貰った最
後のプレゼントだった。
だから、このネックレスは私の命の次に大切な祖母
との思い出。
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ARMY(プロフ) - 面白いですね!!更新頑張ってください!誰と同じ部屋になるのか楽しみです!ちなみに私はVよりのおるペンです( ̄▽ ̄;) (2018年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: b4b5cf9d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サミ | 作成日時:2018年5月1日 21時