絶対的オンナノコ (ページ8)

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「さぁ、どっちだと思う？」

テーブルにわざとらしく肘をついて、頭悪そうな女を見つめた

予想外の返しに爽やか君も、その隣の女も全員がポカンとした

「じゃあ、あたしも質問」

この先、この場の男と会うことは一生ない

あたしが何言ったって、許してくれるのは目に見えてる

「あんたのそのブス顔も、整形してるの？」

はいドーン

あたしにケンカ売ってきたのが悪い
バカ女はみるみる内に涙を溜めて俯いた

周りは案の定さらに驚いて
空気は最悪

でも、別にいいよ
オンナノコに嫌われるなんてどうってことないし、男は一生会わないんだから

「じゃ、あたし帰ります」

「え？！Aちゃん？！」

あたしが興味あるのはチヤホヤされること、面倒ごとはごめんだし
盛り下がるのを見るのは嫌だから

「悪いけど、俺も帰るわ」

斜め前の爽やか君が立ち上がった