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5-07 ページ32
授業か終わると斉藤君が付きまとってきて
あたしは最高にイライラしていた
さっきの一言で打ち解けたって思ってるわけ？
あたしがいう話ではないのは百も承知で、わかってるけど
あたしは女に付きまとう男が嫌い
やっぱり佑亮君ぐらい振り切った人がイイ
「ね、授業終わった？」
「うん。」
「じゃあさー…」
話を完全にスルーして、ズカズカと歩いた
いつもならくっだらない話くらいは聞いてあげるけど
生憎、今日はそんな気分ではない
「あーごめん。あたし、課題やんなきゃ」
「え、奇遇！俺もあるんだよね。今から図書館でやらない？」
「あーいいよ。」
図書館に行けば誰かしら来るかもしれない
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作者名：ろく。 | 作成日時：2017年8月17日 18時
