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5-02 ページ27

「はぁ…終わった」


佑亮君の声でバッと顔を上げた



「お疲れ様！」

「…どうも」



ニコニコ笑うあたしの顔を佑亮君は目を丸くして見た


「ねぇ、お腹空かない？」

「全然空かない」



眼鏡を外して、荷物をまとめはじめる佑亮君
あたしもそれに合わせて荷物を片付ける


こうなったら、とことん付いていってやるんだから



「ねぇ、どこ行くの？」

「トイレ」

「じゃ、待ってるね」

「はぁ…」


ため息も聞こえないふりをして、佑亮君の横に並ぶ



なんだか楽しくてやめられない

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作者名：ろく。 | 作成日時：2017年8月17日 18時

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