絶対的オンナノコ (ページ24)

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「シャワー、浴びてい…」

部屋に入るなり、唇を重ねられた

本当に、気分が乗らない

「ご、めん…あたし、今日ダメな日だった」

「え？」

「すっかり、忘れてた」

抱きしめられたまま、タテシマ君の顔を見た
タテシマ君の顔は残念そうな、呆れたような顔しててちょっと面白かった

「…あー、でもさここまで来てさ、それはねーよなぁ」

そう言って、あたしの服に手を掛けた

「しつこいよ。」

「え？」

「しつこいっつてんの。アンタに責任取れんの？」

「いや、え？」

手を振り払って詰め寄って、タテシマのつま先を踏んだ

「悪いけど、帰らせてもらうね。タテシマ君」

ポカンとする彼の横を通り過ぎて部屋のドアに手を掛けた

「ちょ、ちょっと待って」

「え？」

「お、俺…横島、なんだけど」

「あぁ、そうなの。でも、覚えなくていいよね。もう、２度と関わらないもんね、じゃあね、ヨコシマ君」

福田佑亮と仲良くないなら、関わる理由がない