絶対的オンナノコ (ページ18)

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「何それ。」

「俺は、君みたいな子は好みじゃない」

「その言い方ムカつく」

ムッと唇を尖らせると福田佑亮は我関せずって感じで携帯に視線を落とした

「ねぇ！」

「…」

「ねぇってば！」

「何なんだよ。俺じゃなくても構ってくれる奴なんていっぱいいるだろ？」

「そうだけど！」

「じゃ、いいじゃないか」

「アンタといると、あたしの可愛いの価値がわかんなくなるの」

身体を屈めてジッと見つめた
上目遣い、下唇をほんの少し出して、眉を下げた

「じゃあ、関わらなきゃいい話だ」

「そーだけどさ」

「だけど？」

「何か、納得いかないんだよね」

福田佑亮はあたしと目を合わせないし、話して間も無い頃からあたしに敵対心を抱いてる

前に会ったことあったっけ？
まるであたしが何かしたみたいな感じ

「あたし、アンタに何かした？」

「…別に」

「じゃあ普通にしてよ！」

「何でだよ」

「あたしはアンタと仲良くなりたい…わけでもないんだけど」

「じゃ、いいだろ」

「うそうそ！仲良くなりたい！ちょー！仲良くなりたいんだから」