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2-03 ページ13
「…げ」
聞き覚えのある声に視線を向けると福田佑亮がいた
この前とは違ってラフな格好をしてる
「どうも。佑亮君だよね」
「え、正気？」
ドン引き、とでも言うような顔であたしを見た
凄く嫌そうな顔で顔を引いて、スッと散歩下がっていく
「同じ大学だったんだね」
「え、まじで君正気？」
同じ大学ってだけでこっちは腸煮えくり返ってんのに、普通に接してるあたしの態度が気に入らないの？
「何なの？あたし普通に接してるよね」
「いやだから、それが正気かって言ってるんだよ」
福田佑亮はあたしと目を合わせない
可愛いから？
あたしが可愛いから目を合わせないの？
でも今聞いたってしょうがない
「じゃ、またね佑亮君」
あの態度、気に入らない…
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作者名：ろく。 | 作成日時：2017年8月17日 18時
