今日:10 hit、昨日:5 hit、合計:308,871 hit
小｜中｜大
26 （k） ページ4
.
着いた時には診療時間も終わって、ドアのライトも消えていた。
申し訳ないな；；
「すみません、遅くなりました。。」
ドアを開け、受付の方に声をかけるが誰もいない。。
「さとにー？」
翔ちゃんがドアの開いている診察室を覗こうとした時だった。
「イヤっっ；!!!」
「コラ；!!あや!!」
声とともに院長の娘さんのあやちゃんと奥さんが待合室に走り出てきた。
「あら、和ちゃんに翔ちゃん。いらっしゃい＾＾」
「こんにちは＾＾」
バタバタと暴れるあやちゃんを奥さんが必死で捕獲する。
「あやちゃん、久しぶりだね＾＾」
「和くん!あや帰る!!」
奥さんの腕を振り解くと、ポフっと僕の腕に収まる。
すごい(笑)ゼーゼーいってる。。だいぶ抵抗した後なのかな。
「おぉ、和くん、悪いね。今日は検診だけなんだけど全然ダメでね＾＾；」
院長先生と、智さんも診察室から出てきた。
「智にぃ〜＾＾」
タタッと翔ちゃんが駆け寄り智さんに抱き上げてもらう。
「翔ー＾＾和くんとお買いものしてきたの？いいねー＾＾」
「うんー＾＾」
「あやちゃんも抱っこしようか＾＾よいしょ。」
「いやー；和くん；；パパのとこいかない！」
あやちゃんを抱き上げるとまたバタバタと暴れ始めるが、お母さん相手より加減してくれている気がする。笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 307人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：碧月
作成日時：2012年11月26日 20時
