６代目みぃちゃん推し。４３ ページ6
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み｢ゆうこ...｣
自分のことをそこまで考えてくれていた、ということに、みぃちゃんは驚いた。ゆうこはメンバーのことをよく見ていて、少しの変化も見逃さない。けれど、それでも自分は上手く“６代目峯岸みなみ”として振る舞えていると思った。どんなときも笑顔で明るく、休憩時にはたかみなへのスキンシップや他のメンバーへのふざけた愛情表現をすることで、自分の弱さは上塗りできている気でいた。しかし、そんな小細工は無用だったのだ。
み｢ありがとう。ゆうこ｣
ゆ｢みぃちゃ...｣
自分より３歳年上のゆうこを、みぃちゃんは正面から包み込むように抱き締めた。ちゃんとジュースの入った缶を置いて、いつも76期との間の溝に悩んでいるさえにするように、優しく抱き締めた。
み｢ゆうこがそこまでわたしのことを心配してくれてたなんて、全然知らなかった。わたしらしく振る舞ってるつもりだったけど、それが余計みんなを心配させてたんだね。これからは、ちゃんとみんなを頼るようにする｣
ゆ｢......うん｣
み｢大好きだよ、ゆうこのことも。みんなのことも｣
ゆ｢あたしも。...あたしもみぃちゃんのこと、大好きだよ｣
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翌日。朝からアンダーを含めたレッスンが始まった。曲は『RIVER』。テンポが速く、激しい動きが特徴的なダンスは、一曲通すだけで体力をかなり消耗する。それに加えて、襲名メンバーと研究生のレッスンでは、根本的なレベルが違う。レベルだけではなく、メンバー全員の気迫も全くもって違うのだ。
アンダーの研究生たちは、着いていくだけで精一杯で時々ミスをしてしまう。75期の彼方と美森でさえ、襲名メンバーと同じレベルのレッスンを受けるのは初めてなのだ。しかし、アンダーの中でただ一人、襲名メンバーである７,５代目横山由依はミスなくダンスをこなしていた。
み｢君の目の前に川が流れる
広く大きな川だ〜...｣
ゆいはんの完璧なダンスを見て、みぃちゃんは思わず歌を止めてしまった。しかし、踊りに集中しているゆいはんは、そんなことを気にせず踊り続ける。
み｢(流石、チームゆいはんのキャプテンだけある...カウントも自分で取れてるし、何よりキレが半端ない。こりゃ、チームゆいはんのエースであるぱるるさんが認めるのも分かるな)｣
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しおん(プロフ) - 続きが気になります!! (2018年8月22日 11時) (
レス) id: ad10cb5316 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - すみれさん» 返信ありがとうございます！ゆきりん良いですよね〜！私は、まゆゆが大好きです！笑本当ですか！？すっごく嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年8月21日 20時) (レス) id: 1dab25db87 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 返信遅れて申し訳ありません！応援ありがとうございます!!この展開は結構思い切ったなと自分でも思うのですが、ゆきりんも凄く好きなのでお姉さん役にしちゃいました(笑)皐月さんの作品、わたしもいつも楽しく読ませて頂いています！ (2017年8月18日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます♪これからも頑張ってください！楽しみにしています(^^)しかし、みいちゃんのお姉さんが5代目ゆきりんだった事にはかなり驚きました(O_O)w (2017年8月15日 20時) (レス) id: 2720592937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2017年8月12日 22時
