6代目みぃちゃん推し。72 ページ43
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た「うん、いいんだ。みぃちゃん、多分うちに気使ってるからさ」
ゆ「たかみな…」
きっと彼方の件だろう、とゆうこも察してたかみなを心配する。
しかし、そんな空気を一変させるように、コツコツとヒールを鳴らしてツバサが登場した。
ツ「みんな、ちょっといい?現地に先に入っているWOTAのメンバーとの連絡が取れたわ」
友「ヲタ…?」
凪「確か、握手会の時に助けてくれた人達だよね?」
ツ「彼らの報告によれば、DES軍は近隣惑星からの援軍を要請しているらしいわ。D.G.T.Oはこのライブをきっかけに、00メンバーの完全捕獲を目論んでいると考えられる」
み「そんな!」
ツ「それに対応するには、戦闘メンバーもLASも足りない。貴方達の安全の為にも、ライブは中止______「やりましょう!」
…たかみな…でも、貴方達の身に危険が、」
た「多少の危険は関係ありません!私達は待っていてくれる人達の為に、命をかけて歌って踊る。
それが『AKB0048』じゃないですか‼」
たかみなの奮い立たせるような一言は、メンバーの表情を一気に真剣そのものへの変えた。やはり彼女は自分達のキャプテンだ、と全員の思いが重なるのがみぃちゃんにも分かった。
彼「私、やります!どこまでだって、たかみなさんについていきます‼」
ツ「貴方まで…」
た「彼方…」
キラキラと大きな瞳を輝かせて、憧れの先輩を見つめる彼方に、みぃちゃんは残酷さを感じた。たかみなを尊敬しすぎるあまり、無意識のうちにたかみなを追い詰めている。
み「(たかみなに相応しいのは彼方…たかみなが卒業すれば、次の高橋みなみを襲名できる…っでも!)」
た「(卒業、したくない)」
み「(卒業なんて、してほしくないッ)」
たかみなとみぃちゃんがそれぞれの思考を巡らせる中、食堂に設置してある警報がけたたましく鳴り響いた。敵襲だ。DES軍に見つかってしまった。
と「早い!」
ゆ「お出迎えってわけね!」
ツ「総員、戦闘配置!」
「「「了解‼」」」
研究生は突撃服に着替えてスタンバイ。たかみな、みぃちゃん、さやか、さえの四人は敵の無人機を迎え撃つ為、LASに乗り込み出撃した。
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しおん(プロフ) - 続きが気になります!! (2018年8月22日 11時) (レス) id: ad10cb5316 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - すみれさん» 返信ありがとうございます!ゆきりん良いですよね〜!私は、まゆゆが大好きです!笑本当ですか!?すっごく嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月21日 20時) (レス) id: 1dab25db87 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 返信遅れて申し訳ありません!応援ありがとうございます!!この展開は結構思い切ったなと自分でも思うのですが、ゆきりんも凄く好きなのでお姉さん役にしちゃいました(笑)皐月さんの作品、わたしもいつも楽しく読ませて頂いています! (2017年8月18日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます♪これからも頑張ってください!楽しみにしています(^^)しかし、みいちゃんのお姉さんが5代目ゆきりんだった事にはかなり驚きました(O_O)w (2017年8月15日 20時) (レス) id: 2720592937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみれ | 作成日時:2017年8月12日 22時