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「ひまり、っ!?(汗)」
向日葵「偶然〜…て、え、っもう男捕まえたの!(コソッ)」
「んっといや、また話すからっ(コソコソ)」
向日葵「えぇ〜(ニヤニヤ)絶対だからねーー………え?」
「えっ、?(汗)」
ニヤニヤしながら話してた向日葵が少し覗き込むように安田さんの方を見た瞬間、
時が止まった。
向日葵「え…安田、さ、ん……?」
「ち、がうわっ!そんなわけないじゃんっっ!(汗)」
気を使って顔を逸らし携帯をつついてた安田さんもさすがに動揺して、あからさまに顔隠し出しちゃって、(汗)
向日葵「いや、いやいやいや、合ってるよねっ!?!?はっ!?」
「勘違いだからっっ、ちがうって言ってんじゃんっ(汗)」
向日葵「焦ってるのが何よりの証拠じゃん…!は、えなんで、どういうことっっ、?」
「だから違くて…っ」
向日葵「、っ」(…スタスタ)
言い訳をしようとすると、
向日葵は話を遮るように背中を向けて、お店の外へ出ていってしまった。
「どうしよ、…っ」
航「Aちゃん、一体…」
「すいません、邪魔してしまって…」
安田「いや、俺が1番発端やわ、すいません、」
航「あのー……本当に安田さん?」
顎に引っ掛けてたマスクを取って、うつむき加減で頭を下げる安田さんに、疑わしく尋ねる。
航「いや、あいつの勘違いだったら、こちらこそすいまs…」
安田「安田、です。関ジャニ∞の…安田、です」
「ちょ…っ」
安田「ええねん、ほんまに俺が悪いから…。Aちゃんは友達のとこ行って、話した方がええんちゃう、…?」
「あっ、…」
そう言われて、ちらっと航さんを見ると、小さく頷き、
航「友達にしか分からないこともあるから、」
って察するような優しい声で言われる。
そして、
"ごめんなさい"とだけ安田さんに言って迷いなくお店を飛びだした。
まだそんなに遠くに入ってないはず、。
車のライトと建物の明かりで暗闇は何とか味方してくれているけど、
人混みだってことは都会につきもの、悪いとこ。
スーツを着たサラリーマン、
派手な化粧した女の子達…、
「あっ、」
その中でも見つけ出した、
交差点の向かいにいる黄色いあの服は、絶対向日葵で。
なんとか信号が青に変わるのを待って、
急いで向日葵の元へ走った。
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ASK - 続きやらへんのか (2020年6月25日 15時) (レス) id: f274a57798 (このIDを非表示/違反報告)
eight1989hikaru(プロフ) - 続きが気になって眠れないです〜。お願い更新してほしいです泣 (2020年4月12日 0時) (レス) id: 3fe04fa8b4 (このIDを非表示/違反報告)
ろっくん(プロフ) - ちーさん» 存分にニヤニヤしちゃってください♪ありがとうございます!頑張ります〜☆ (2019年8月1日 14時) (レス) id: 817b33a8f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 優しくなったり冷たくなったり…………!!!!もうニヤケが止まらなかったです!頑張ってください!応援してます( *´艸`) (2019年7月25日 22時) (レス) id: 191a024957 (このIDを非表示/違反報告)
ろっくん(プロフ) - mikazukivv09270さん» ありがとうございます!! (2019年5月18日 10時) (レス) id: 817b33a8f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろっくん | 作成日時:2019年5月4日 7時