【ダンまち外伝】の二次創作。６ ダンジョンに団長を求めるのは間違っているだろうか ６《仮・完結》

再来 ページ8

「駆けろ！
鳴神(なるかみ)！
ケラヴノス！！」
あたしは
十束剣(とつかのつるぎ)ロングスピアversion に
電撃を帯電させる。
「魔槍術……『ライトニング・スラスト！！』」
前方に電撃を纏(まと)った巨大な衝撃波を放つ。
食人花の群れを感電させ、焦がし、
吹き飛ばす。

……あたしが知るはずのない『魔槍術』？……

『ステイタス・リード』
の自分向け……『セルフ・リード』で、
あたしは自分のステイタスをチェックする……

『Lv. ５』

……ありえない速度で
一気に能力が上がっている……

あたしのスキルの１つ
『オート・ファルナ』により
あたしは、
自分自身でステイタスの更新ができる。

それにより闘いながら能力が上がっていく……

「まだまだ……
『ライトニング・サークル！！』」
ロングスピアを頭上で旋回させて
あたしを中心に円形の電撃が周囲に走る。
食人花の群れの身体を斬り飛ばした……！！

……マインドダウンになる兆候がない……

マインドが格段に上がっている……

このままじゃあ、あたしは……

……フィン……


＊＊＊＊＊


「てめぇ等、確実に一匹ずつ仕留めろよ！！
逃げたらブッ殺すからな！！」

ボールスは冒険者達に指示を出しながら
食人花を始末していく。

「ふぅ……一時はどーなることかと思ったが
立て直せたな……」

「…………」

武器を片手に茫然とする冒険者が
ボールスの眼に入る。

「オイ！何ぼさっとしてやがる！？
蹴り飛ばすぞ！！」

「……あ……あれ……」

冒険者は怯えながら前方に指を差す。

「あ"あ"？……あ"」

ボールスは指を差された先を見た……

「あ"ぁ"……！！」


＊＊＊＊＊


「ちょっ……何あれ……！？
似てる……」
ティオナは驚きを隠せずに声を発した。


「あいつ５０階層の……！！」
ティオネは言い放った……


超巨大な新種のモンスターが……


キアアアア!!


リヴィラの街の側で、

圧倒的な驚異が……鳴き声をあげた……

獣人の少女→←フィンの結論

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