【男主人公編・序章】大魔道士の報告 ページ15
♂ポップ
♀マァム
♀メルル
以上が勇者ダイ捜索の
《ポップのパーティ》
〜ポップのパーティside〜
〜パプニカ王国・城内・玉座の間〜
「やっぱ、いくら捜しても
ダイは地上にはいねぇよ。姫さん」
大魔道士ポップは、
パプニカ王国の姫であり、
５人目のアバンの使徒でもある、
仲間のレオナに勇者ダイの捜索活動の報告をした。
「そう……。だったら……」
「あぁ。ロン・ベルクの言った通り、
天界や魔界の可能性が、たけぇよ」
「やっぱり、そうなるわよね〜……」
レオナは軽い調子で応じるが、
内心は穏やかではなかった。
想いを寄せる少年……勇者……ダイと、
もう３年以上も会えていないことには、
レオナが誰よりも……一番苦しんでいた。
悲しんでいた。
しかし、そのことを周りに悟らせないように
パプニカ王国の姫として、レオナは努めていた。
「この地上では、ダイさんの存在を感じ取ることが
私にはできませんでした……」
成長した占い師のメルルですら、
自身の占いを通しても、
ダイの行方のヒントは得られなかった。
「メルルもこう言うくらいだから、レオナ……」
「ええ……。
天界や魔界に行って捜すしかないわね……！！」
ポップとメルルと共に、ダイ捜索の旅をして来た
武闘家のマァムは、レオナにそう行動するように
促した。
「で……。その天界や魔界に行く手段も同時に
探していたんだけどよ……。
ロン・ベルクに魔界から地上に来た手段を訊いて、
貰った地図に示された【旅の扉】とやらの場所に
着いたはいいけど……【旅の扉】は使えなかった……」
「そうなのね……。他の方法は？」
レオナは焦らずにポップ達３人に問う。
「それは一つ見つかったぜ。
……ある呪文を使えれば、魔界へなら行ける」
「なんの呪文？」
「……ルーラだ。ただし、ただのルーラじゃねぇ。
【オメガルーラ】っていう特別な移動呪文だ」
ポップは真剣な面持ちで、レオナに告げた。
「【オメガルーラ】……？
ポップ君は、その呪文を今すぐにでも使えるの？」
レオナも真剣にポップに訊く……。
「……わりぃ、おれには使えねぇ……。
いや、正確には"おれ１人"では使えない。
大破邪呪文……【ミナカトール】のように、
複数名で使う呪文らしいんだ……。
ミナカトールみたいに、
魂の力とかは必要ないみてぇだが……。
条件が幾つかな」
ポップは淡々と説明を続ける……。
「その条件は……？」
「……それは……」
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あすと(プロフ) - やっさんさん» コメントありがとうございます。原作の設定が色濃く出ていますか？それなら喜んでいいのでしょうか？ありがとうございます。この先はありがちな王道展開がありますが……どの程度の表現にしようか迷っています（苦笑） (2022年2月9日 21時) (
レス) id: 53a773bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - ・・・😑。3賢士なんだか、きな臭い(ーー;)。権力の中枢が、ドロドロの、メチャクチャ、これは、原作の、設定を色濃く出していますね(^^♪。なんだか、ヤバそうだぞ(ーー;)。 (2022年2月9日 21時) (レス) @page48 id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - あすとさん» はい！応援しています！！！ (2022年2月9日 19時) (レス) id: 8246f3ea16 (このIDを非表示/違反報告)
あすと(プロフ) - みおさん» ありがとうございます。それでは予定通り進めますね。よろしくお願いします。コメントはこれからも自由にしてください。 (2022年2月9日 17時) (レス) id: 53a773bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - あすとさん» そ、そんな！！変なコメントしてしまいすみません…あすとさんの作品が私は大好きなのでこれからどんな展開でも見ますから！！安心して下さい！！それと更新頻度が早くてもう超嬉しいです！！無理しないでくださいね！！ (2022年2月9日 9時) (レス) @page47 id: 8246f3ea16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすと | 作成日時：2021年10月10日 1時
