【ダンまち外伝】の二次創作 ７ダンジョンに団長を求めるのは間違っているだろうか７ ━ディオサ･コンバーテ《真・完結》

戦 ページ4

あたし……いえ……
ウラノツクヨミの頭上に
浮かんだ火炎の光球から
無数の炎熱光線が
ウラノスサノオと親衛隊
全体に向けて発射される。

「ぐわあぁあ！！」

致命部に命中した敵は発光したあとに、
小さな黄色のオーブに変化した。

(人が球に！？これが……封印……？)

《その通りだ……魔法に追加効果として
オーブ型封印を、付与させた》

「ウラノツクヨミ親衛隊！！
突撃せよ！！」

ウラノツクヨミの掛け声により
彼女の親衛隊は奇襲を仕掛けた。

うおぉおぉおぉ！！

ウラノスサノオ親衛隊は､
ウラノツクヨミの魔法により、
体勢を崩し、陣形も崩れた。
先頭にいたウラノスサノオは、
陣形の奥に避難する判断をした……

陣形も体勢も整えられ直せない
ウラノスサノオ親衛隊……

そこへ……

特殊付与武器と特殊付与魔法で、
次々と敵を黄色のオーブ化させていく
ウラノツクヨミ親衛隊の兵達……

ウラノツクヨミ･サイドの
『殺さずの奇襲』は成功した。

ざっと、敵の戦力の３分の１は
黄色のオーブ化させた。


戦況は……


ウラノツクヨミ･サイド

残り兵力 １５０人程度

死傷者 約３０人

ウラノツクヨミ 無傷･前線に出陣。


対するのは……


ウラノスサノオ･サイド

残り兵力 ２６０人程度

黄色のオーブ化 約１３０人

ウラノスサノオ 無傷･後方に避難。


戦闘途中の現状の残存兵力差

約１５０人 対 約２６０人

約１１０人の差

奇襲は成功したものの、

ウラノツクヨミ･サイドは数的には劣勢……

「陣形を組み直させるな！！
一気に勝負を決める！！

ネサク！！最前線に行け！！

ミツハ！！後方で負傷者の治療に専念しろ！」

「「御意！！」」


私の役目は……


「出て来い！スサノオ！！

私と……一騎討ちをしろ！！」

ウラノスサノオの驕り→←避けられぬ闘い

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