大切な人 ページ49
10cm前には……
……ベルの顔が……唇がある。
ベルは観念したのか
目を瞑ってくれた……
クスッ……
「んッ……！？」
ベルが小さく声を漏らす……
ベルの唇には……
あたしの……
……………
あたしの……
……………
あたしの、右人さし指が触れていた……
「冗談だよ？ベル？」
あたしの声を聞いてベルは目を開ける。
「び……びっくり……させないでください……」
はぁ〜……っと息を吐き出して安堵するベル。
「ごめん。ごめん。仕返しってことで❤
初めて唇を奪われた……あたしの仕返し♪」
「本当に僕なんですか？初めてが？
絶対に違うと思いますけど……」
「確かに、絶対ではないかも……
あたし……過去の記憶をたくさん忘れてるから……」
なんでだろう……こんな話……する必要ないのに……
つい、話してしまいたくなる……
「！？記憶喪失ですか……？」
眼を見開かれて訊かれた。
「簡単に言えばそうね……
でも最近、それなりに思い出したんだけどね。
今の記憶の中では、初めてキスした覚えのある人
いなくて……」
「そうなんですか……記憶なくて……辛いですよね？」
「う〜ん……今となっては逆かなぁ〜……
思い出した記憶……あまり良い記憶じゃなくて……
知らないほうがいいことを、知った感じかな」
「いつから記憶喪失に？」
「邪天界からオラリオに光で飛ばされた時……！？えと
え〜と……あ〜！！違う違う！！
オラリオにいた時には既にほとんど記憶なかったのよ……
そんな時にフィンとアイズに逢ったの」
「アイズさんに！？」
？なんかベルが話に食いついたわね……？
「二人に助けられて、その流れで
ロキ・ファミリアに入ったのよ。あたし」
「良い人ですね……アイズさんも、フィンさんも」
「まぁ……あたしの好きな人だしね……」
思わずカミングアウトしてしまう。
「アイズさんを！？いや違うか……フィンさんを？」
「うん……大切な人……なの」
「大切な人……ですか……
僕にとってはファミリアの神様ですね」
「そう……どんな神様なの？」
興味があったから訊いてみると
ベルは照れながら答えてくれる。
「えと……その……か……かわいい神様ですよ。凄く……」
「そっか……」
………………
「そろそろ修業、再開しようか？」
「そうですね。行きましょう。Aさん！！」
「よしッ！！今から６階層に行くわよ！！」
「はいっ！！」
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ミリア - トランクスと悟天が大人だったり、子供だったりしてもいいよ。楽しみに待っていますね。 (2019年2月24日 15時) (
レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - どれ位で出来るんですか？ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - そうです！ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ノートの性格は優しくて真面目で元気いっぱいな性格です。相手のキャラは誰でも良いんです。恋愛短編集ですから。よろしいですか？ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ドラゴンボールヒーローズってゲームのです。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすと | 作成日時：2019年2月21日 1時
