黄昏の館とロキ ページ16
ザワザワと
ガヤガヤと
街中の人々の会話、笑い声、
人々が営む生活の音。
それらが飛び交う場所に
彼らは帰って来た。
「ん〜〜！！
二週間ぶりの外の空気！！」
背伸びをしながら
ティオナは気持ちのいい空気を吸い込む。
「被害者が出なくて
ほんと良かったっス……」
ラウルはホッとする。
ダンジョンの中では、
できなかった、ホントの安心を彼らは享受した。
＊
【地下迷宮の入口 摩天楼施設「バベル」
世界で唯一モンスターを産み出す「穴」
その「蓋」として建設させた白亜の巨塔】
【かつてモンスターの地上進出を防ぐため
無数のヒューマンが、様々な亜人が
この地に集い
数多の攻防の中で
その目的は防衛から
「穴」への探求━━「冒険」へと変わる】
【同様に要塞でしかなかった「蓋」も
盛衰を繰り返し
「冒険者」の集う大都市へと
変貌をとげた】
【ここは《迷宮都市オラリオ》
……[未知と冒険に満ちた都]……】
＊
[ロキ・ファミリア]の２隊は合流し
フィンを先頭に本拠への帰路についた。
皆で歩いた、その先には……
「やっと帰って来たぁ……！」
[ロキ・ファミリア]本拠
《黄昏の館》
が、彼らを待っていた。
「あー疲れたーお肉たくさん、ほおばりたーい」
「あはは…………」
「私はシャワーを浴びたいわね」
「ん！」
バカン！！と正面入口が開く。
おっかええええりい！！！
ドドドドドドドドド！！！
ドーンと団員達に飛びかかる存在……
主神のロキが現れた！！
その飛びかかりを
アイズ、ティオネ、ティオナ、そしてAは
ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ、バッ、と回避する。
「え？」
反応できずに、回避できなかった
レフィーヤにその魔の手は迫った……
「きゃああああ！！」
「みんなーー！無事やったかーーっ！？
うおーー寂しかったーー！！」
ダキツキー、モミモミモミモミモミ
ロキに捕まったレフィーヤは叫んだが
誰も助けようとしない……と、
思っているところに……
「ロ……ロキ……様？
そのへんで、やめてあげては……？」
Aはレフィーヤの救出と、ロキの鎮静を試みる。
「おぉ！！？Aたんやないか！
あんたも加わりや？可愛がったるで？」
「ロキ、今回の遠征での犠牲者はなしだ」
フィンは、ロキに遠征について報告する。
そして、その報告でロキの動きを止める。
「到達階層も増やせなかったけどね。
詳細は追って報告させてもらうよ」
「んんぅーー了解や
おかえり、フィン」
「あぁ、ただいま、ロキ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリア - トランクスと悟天が大人だったり、子供だったりしてもいいよ。楽しみに待っていますね。 (2019年2月24日 15時) (
レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - どれ位で出来るんですか？ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - そうです！ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ノートの性格は優しくて真面目で元気いっぱいな性格です。相手のキャラは誰でも良いんです。恋愛短編集ですから。よろしいですか？ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ドラゴンボールヒーローズってゲームのです。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすと | 作成日時：2019年2月21日 1時
