悪態ベートと勘違いアイズ ページ12
「はぁ……」
大荷物を背負った
眼鏡をかけているヒューマンの
女性サポーターが
疲労のあまり、ドサッと地面に腰をおろす。
「リーネ、手伝おうか?」
近くにいたアイズが声をかける。
「え?あっ、だ……大丈夫です!!
第一級冒険者のアイズさんに
荷物持ちなんて!!
これは私達サポーターの役割ですから!」
「でも……」
「止めろってのアイズ。
人狼のベートが口を挟む。
けっ!と、言いながら左足で軽く
座ったリーネの荷物を蹴る。
きゃっ!と、言い立ち上がり先に進むリーネ。
「ベートさん!」
アイズがベートの行動を止めるように名を呼ぶ……
「弱ぇ奴等にかかずらうだけ時間の無駄だ。
間違っても手なんて貸すんじゃねー」
アイズとすれ違いざまに、
ベートは厳しい言葉を吐き捨てる。
「せいぜい見下してろ。
強いお前はお前のままでいいんだよ」
次に、ベートは、Aの乗っている荷台に近づく。
「オイ、パクリ女……ちげぇな……"電撃女"!!
お前も早く、見下す側に上がってこい」
「……上がっていけたとしても……
あたしは、ベートさんみたいに
仲間を見下しませんけどね」
「ちっ……やっぱ、お前は甘ったるいな」
*****
アイズがベートの後ろ姿を見て思う……
ベート・ローガさん
典型的な……いや、過度ともいえる
実力主義者
だからか
同じ第一級冒険者の私と他の団員との扱いが違う
でも……
ベートさん程じゃないけど
他の団員も私には遠慮がちで……
……………………
"私って怖がられてる……?"
(……とんだ勘違いをするアイズ……)
「コラーッ!
アイズを困らせるなバカ狼!」
「うるせぇ!
サポーターでもやってろ!」
ティオナとベートのいつもの口喧嘩が始まった……
__しかし__
ブモオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!
モンスターの雄叫びで
喧嘩は強制終了した。
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ミリア - トランクスと悟天が大人だったり、子供だったりしてもいいよ。楽しみに待っていますね。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - どれ位で出来るんですか? (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - そうです! (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ノートの性格は優しくて真面目で元気いっぱいな性格です。相手のキャラは誰でも良いんです。恋愛短編集ですから。よろしいですか? (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ドラゴンボールヒーローズってゲームのです。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすと | 作成日時:2019年2月21日 1時