【ダンまち外伝】の二次創作。２ ダンジョンに団長を求めるのは間違っているだろうか ２

一斉砲撃 ページ2

地下迷宮５０階層
[ロキ・ファミリア]
キャンプ地
(リヴェリアside)

「(３０秒経過……撃つ！！)」

リヴェリアが男性団員に再び眼で指示を出す。

「全魔導士、魔法を放て！！」

魔導士部隊の一人一人が最後の詠唱文を唱える。

[ロキ・ファミリア]魔導士部隊

一斉砲撃！！！！！！！！！！！

前方の新種の芋虫型モンスターの大群の下に
幾つもの魔方陣が展開された。

激しい魔法エネルギーの奔流が起きる！！

新種のモンスターの大群が、
バラバラにちぎれて、跡形もなくし吹き飛ばされる……

白煙だけが前方に残った……

本陣キャンプ地のロキ・ファミリアの面々が
歓声を上げて、窮地からの逆転を喜んだ。

「なんとか片付いたか……」

リヴェリアは疲労を多少、顔に浮かべる。

「(けれど被害も大きい……
留守を任された身としては立つ瀬がないな……
それに……あのモンスター…………
いや……考えても詮のないこと。
今は他にやるべき事が……)」

そこまでで、リヴェリアの思考は止まった……いや……
止められた……

リヴェリアの眼は見開かれて、
とっさに"そちら"に振り向かされる。

「……何だあれは…………！？」

リヴェリアの、その視線の先に映った物は
ロキ・ファミリアの面々に、絶望感を漂わせた……

超巨大モンスター……そして……→←暖かさ

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