【僕のヒーローアカデミア】俺と私のヒーローアカデミア第７部〈私の使命と俺の……〉 (ページ14)

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地球一VSクリエトのトップページ14

「来たんだね」

中央円柱型タワー
の最上階

円型螺旋階段の終わりの正面
玉座のような物に座る創矢の姿をした
別の存在。

天井にはドーム型の広い空間が拡がる。
フロアも円形で広い。

デク
「イド……創矢くんから
出ていってもらえないか？」

一番、始めに辿り着いた
デクは、創矢の創術の中にいる
惑星クリエトの創造神・イド・クリエトに
説得をもちかける。

イド
「やだよ。今はこの子が一番使いやすい」

デク
「出ていかないなら……実力行使するよ」

イド
「君達の惑星の力……個性では
ぼくの星の力……創術にかなわないよ？」

デク
「やってみないとわからない……！！」

イド
「じゃあ……遊ぼうよ？」

デク
「望むところだ！！」

ダンッ！！

かなり離れた場所から一気に玉座まで
飛ぶデク。

デク
「SMASH！！」

渾身の左ストレート……しかし
見えない壁がデクの拳を止める。

イド
「その程度なの？」

デク
「そんなわけないだろ……！！」

止められた左の拳は
見えない壁にめり込ませていく。

デク
「あああぁあぁあー！！！」

バリィン！！とガラスが割れるような音が
響いた。

座っていたイドの右頬に
デクの左ストレートが炸裂する。

殴り飛ばされたイドは
後方の壁に身体を叩きつけられる。

イド
「……仲間って存在の身体を
容赦なく殴るんだね、君は」

デク
「創矢くんを殴っているつもりはない。

イド……僕はお前を殴っているんだ」

イド
「よく解らない理屈だね。
次はぼくのターン……いくよ？
不滅の火焔……！！」

デク
「うおぉおぉおぉ！！！！！」

飛んでくる火焔にデクは左ストレートを放つ。
その風圧で不滅の火焔を鎮火させる。

イド
「消えない火焔を、拳圧で消した！？
……君……面白いね……なんて名だっけ？」

デク
「地球のプロヒーロー……デクだ！！」