【僕のヒーローアカデミア】俺と私のヒーローアカデミア第７部〈私の使命と俺の……〉 (ページ12)

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惑星クリエト　機兵の洗礼ページ12

惑星クリエト
上空の宇宙空間

シャトル内

火岡
「目的地、大気圏上方に到着。
これより高度を落とし
惑星クリエトの大気圏に突入する。
その後、適切な場所に着陸する。
全員、座席に着き安全を確保すること」

A
「5人とも準備OKよ！！」

火岡
「了解。降下開始！！」

6人を乗せたシャトルは
惑星クリエトに突入する。

ブブブブブッ！！

飛行型機兵にシャトルを囲まれる。
数は二桁程。

焦凍
「A！！」

A
「分かってる！！
シールド・ライトニング展開！！！」

Aの母からの継承個性
シールドがシャトルを包む。

機兵がシャトルに向かって来るが
シールドに接触する機兵は
電撃により落とされる。

火岡
「西側機兵工場…
東側機兵工場…
中央円柱型タワー…
重要な地点は機兵が密集しているな。
その他は荒野……距離をとるか……」

お茶子
「えらい数の機兵やなぁ～……」

デク
「少しずつ数は減ってきてます！！」

座席にセットされた簡易モニターを見て
火岡に伝えるデク。

焦凍
「これは、予想以上だな……
簡単には、創矢に会えねぇな……」

八百万
「…………」

シャトルは
機兵密集地帯から大きく離れた所に
着陸した。

しかし……地面から機兵が飛び出して
シャトルを囲む……

お茶子
「うちが行くで！！
船外に出れるようにしてや！！」

エアロックにより気圧が調整され始める。
昇降ステップが接地されて
気圧調整後、出入口が開く。

お茶子
「中和剤……早速、飲んだるか！！」

クリムゾン中和剤をポーチの中の
ケースから取り出し口に含む。
唾液で、中和剤は口内で融けて
成分が血中に混ざる。

お茶子は
いち早くシャトルから降りて
シールド・ライトニングの内部から……

お茶子
「ブースト・ブーメランや！！」

八百万、特製の
ブースト付きオートエッジブーメランを放つ。
ブーメランは大きく時計回りに飛空して
シャトルの周囲にいた機兵全てを
一周で全滅させた。
その後、お茶子の手元に戻ってきたブーメラン

火岡
「お茶子ちゃん！グッジョブ！！」

A
「私達も降りよう！！」

デク
「みんな、気をつけて！！！！！」

お茶子
「デクくんも無理したらあかんで！？」

デク
「大丈夫。籍入れてもらうまでは死なないよ」

お茶子
「……！？デクくんまで……
からかわんといてよ！！」

八百万
「お茶子さん。行きますわよ！！」

火岡
「ミッション・スタート！！……だわな！！！」