エアリエル ページ40
「Aさん……
す……すごい……新人……なのに
わ……私……
私なんかじゃ……」
後輩のAの闘いを、能力を見て
ネガティブモードに陥るレフィーヤ。
「レフィーヤ……
たしかにAは凄いけど……
あの娘ひとりでは、この戦闘は収められない……
私達は何度でも守るから……
できることをすればいい……」
アイズは軽く微笑みかけて、言葉を伝える。
レフィーヤの緊張をほぐすための言葉を。
アイズの後ろ姿を見送るレフィーヤ……
伝えられた言葉に返事はしなかった。
それは、言葉でなく、行動で返事をするべきだ……と
彼女は強くそう思ったから。
＊＊＊＊＊
[目覚めよ(テンペスト)]
アイズは自身の超短文詠唱を唱えた。
[エアリエル]
その瞬間、ゴオオッと彼女の周囲に
激しい風が巻き起こる。
「フィン……先に行く」
「アイズ！Aとの
距離感を意識して闘ってくれ！！」
「うん……わかった」
会話が終わる前に、新種のモンスターに
接近するため、既にアイズは駆けていた。
＊＊＊＊＊
「アイズに渡した剣は
デスペレートと違って
ただの短剣だけど……アイズの魔法なら闘える……
……Aの闘いが参考になり、立証しているしね」
フィンが右手でデスペレートのグリップを強固に握る。
「だが、やはり敵の数が多過ぎる。
長引けば危ない。レフィーヤ！！
後退して詠唱を始めろ、急げ！！」
「はいっ！！」
＊＊＊＊＊
《風》エアリエルを纏ったアイズは
一瞬で対象との間合いを詰める。
アイズにとって新種との適度な距離感から、
エアリエルを纏わせた剣撃を放つ。
暴風が発生して前方の新種数体の巨体を浮かせる。
＊＊＊＊＊
[エアリエル]
アイズが使用できる唯一の魔法
体や武器に風の力をまとわせ
その身を疾風に
剣を暴風と化す
防御不能なはずの溶解液、腐食液でさえ
風に護られた剣とアイズには届かない
それは神速をもって全てを斬り裂く
攻守一体の風の鎧＿＿＿
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あすと(プロフ) - あづきさん» お○ち○り、は、おもちかえり。つ○ぺた、は、つるぺた。エ○は、えろ。寝○み、は、ねこみ。襲○たら、は、おそうたら、です。 (2019年7月4日 1時) (
レス) id: 28df93bc99 (このIDを非表示/違反報告)
あすと(プロフ) - あづきさん» すみません。○の部分を書いたら規制がかかり、書けなかったので、○になりました。○の中身は、ほとんど下世話な言葉です。 (2019年7月4日 1時) (レス) id: 28df93bc99 (このIDを非表示/違反報告)
あづき - ○の部分でなにを言っているかわかりません。ですが物語はおもしろかったです。 (2019年7月3日 21時) (レス) id: ad71e4aae4 (このIDを非表示/違反報告)
あすと(プロフ) - 羽憐さん» ありがとうございます。嬉しいです！！ (2019年1月16日 20時) (レス) id: 28df93bc99 (このIDを非表示/違反報告)
羽憐(プロフ) - ストーリーの描写が素敵です！更新楽しみにしています!! (2019年1月16日 20時) (レス) id: 37ccf3e8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすと | 作成日時：2018年3月20日 3時
