検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:2,943 hit

第二話 嘘には罰を ページ4

奄美の言葉に場が静まる。
道田は汗をダラダラとかいている。

黒橋「分かった
秋矢、女の子に確認して」
舟川「分かりまs((道田「す、すみません!奄美さんの言っていることは本当です!」

そう言った道田に黒橋は問う

黒橋「なら、どうして亮太が言ってることを否定してまで嘘を付いたのかな?」
道田「そ、それは本当のことを言ってしまえば責められると思い…」

そんな道田に黒橋の鋭い視線が刺さる。

黒橋「黒橋組の掟第十四条、"自分の立場が悪くなるからと言って嘘を付いてはならない"お前はこの掟を破ってんの
正直に言えば軽い罰で済んだかもしれないよ?
ま、一般人に手出してる時点で掟の第一条破ってるから意味ないけどね」
道田「ど、どうか命だけは…命だけはお助けを!!!」
黒橋「もう遅いよ
秋矢」
舟川「はい」 スッ
黒橋「ありがとう」

舟川が黒橋に渡したのは
────刀だ

董和「あの、組長」
黒橋「ん?どした?」
董和「やられるのでしたら、隣の部屋でやって頂きたいのですが…」
黒橋「もちろんそのつもりだよ!
この部屋の畳、けっこー高いから汚したくないし」
董和「ありがとうございます…」
黒橋「こんくらいどうってことないよ!
じゃ、ちょっと待っててね」

カタンッ

道田「───、──!─────!?」
黒橋「───、───」
道田「あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"……!!」

カラッ

ゾッ
黒橋が部屋から出てきたとき、その場にいた秘書と側近以外全員の背中に悪寒が走った。
部屋から出てきた黒橋は、血濡れた服、血が伝っている刀、垣間見える赤黒く染まった畳、 そして血飛沫が付いた、不気味なほどに綺麗な笑顔をしていたのだ。

黒橋「お前らも掟破ったら罰が下るから気を付けなよ」

此処で彼らは知ることとなる。
黒橋が言う『罰』は『死』なのだと…。

黒橋「てことで、今日の話はしゅーりょー!
もう7時半だからね!
香、ミツカンの後処理よろしくね!
秋矢と亮太は一緒に女の子のとこに行くよ!」
鬼頭「了解です!(道田だよな…?)」
舟川&奄美「「分かりました/オッケー」」
─────────────────────
〜一方その頃〜
百合「なんか凄い断末魔聞こえたんだけど…」
・・・。
百合「怖っ!!!」

第三話 ここどこ?→←第一話 問題発生



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 逆ハー? , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ロー | 作成日時:2022年3月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。